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白内障手術体験記

あっという間に11月も下旬ですね。お正月の話題で少し書き始めた記事でまだのせていないものや、すでにできあがっていたものの、気仙沼の〈時の話題〉を優先しているうちにいわばお蔵に入ったままになっているものもあります。へたをすると年を越してしまうなということで、本日はお蔵から一本。

7月中旬のことですが、左眼の白内障手術を受けました。いわばよくある加齢性の白内障で特に深刻な症状があったわけではありませんが、手術日などを自分の都合で定められる今のうちにと思ったのです。

同級生は67〜68歳。白内障を指摘されることも多くなるでしょう。私の経験がなにか参考になることもあるのではないかと思い、経過を記しておくことにいたしました。

白内障
白内障とは(眼科先進医療研究会サイトより)



①約2年前

たしか区の健康診断の流れで近所の眼科にいったときに、両眼とも白内障の傾向ありと指摘されました。進行を遅らせる点眼薬をもらいましたが、面倒くさくて1か月ほどでやめてしまいました。特に症状の自覚がなかったことと、悪化したとしても手術でレンズをいれればいいだろうぐらいに考えていたのです。

②昨年末

昨年末あたりから、左眼のすこしかすむのが気になり始めました。そう思うと左眼と右目の視力の差などがさらに気になってきます。

③1月中旬

近所の眼科にいって診断を受けました。やはり左眼の白内障が進行しているとのこと。さほど強く手術を勧める感じもありませんでしたが、いつでも紹介状をかきますとのことでした。この時はじめて、手術は別の病院でおこなうということを知りました。正直にいって、近所の眼科での手術にはちょっと不安もあったのです。

④6月中旬

左眼のかすみが改善する見込みもないので、この機会に手術することにしました。近所の眼科にいって紹介状をお願いしたところ、3つの病院を示されてどこにしますかとたずねられました。みな大きな病院。私は電車と徒歩でいけるS大学付属病院を選びました。あとでネットで調べてみると、同病院では日帰り手術をやっておらず3泊4日を基本としていました。

⑤S病院1回目診断

紹介状をもらった日の翌日の午前中にS病院へ。3回ぐらいにわけて様々な検査。2時間半ぐらいかかりました。帰路は、瞳孔をひらく薬をつかっているので風景がまぶしくてたまりませんでした。以前も眼科検診で経験していますが、あれは気をつけないと本当にあぶないですね。

⑥S病院2回目診断

前回から1週間後、検査結果を見ながら手術担当医師による検診。仕事への影響を考慮して、土日をはさんでの金曜日入院・月曜日退院の3泊4日の7月中旬の手術日を決定。レンズの選択はごく普通のものに。簡単にいうと遠近両用みたいな多焦点の高機能レンズもあるんですね。もちろん値段がはりますが。

⑦入院1日目

午後2時に入院。入院時の注意事項などの各種説明だけで診療はなし。

⑧入院2日目

手術予定は10:30。それまでに7時半から3種の点眼薬をさしました。平均して10分おき。これが結構たいへんでした。誤って薬をささないように右眼には透明プラスチックのカバーを装着しています。10時ごろに車椅子にのって手術室にはいりました。いくつかの点眼薬や部分麻酔などを。なんかまぶしい光を感じながらの手術は15分間ぐらい。麻酔がきいているので違和感は感じますが痛みというのとは違いますね。

病室にもどってからは左眼に眼帯をして2時間の安静です。午後1時ころには安静を終了し、眼帯もとれて昼食。その後は、2種の点眼薬を3時間おきにさします。就寝時はまた眼帯を貼りました。

⑨入院3日目

午前6時から点眼薬をさします。9時ごろに担当医師の診察。術後の問題はなし。

⑩入院4日目

点眼薬は継続。午前9時ごろに医師の診察。問題なく、午前中の退院決定。最後に視力検査をおこなって、10時には無事退院することができました。週のはじめ月曜曜日ということもあり、自宅にもは戻らず仕事場に向かいました。外界のまぶしさはかなりのもの。左眼がクリアになったせいでしょうか。

⑪退院後診察①

退院から3日後の診察です。手術後の経過の確認。問題なし。この後、同様の診察が2度ありました。S病院は、術後の感染防止にとても注意をはらっている印象があります。

⑪退院後診察②
⑫退院後診察③

以上の経過で9月中旬にS病院での一連の手術・診療を終了しました。私の経験を通して、これから白内障手術を検討するときに参考になりそうなことをいくつか記しておきます。

◎費用
費用ですが、3割負担で3泊4日の手術入院時が3万5千円ほど。退院後の診察が各回2500円ほどでした。あくまで私の場合ですが、全部あわせて5万円ほどかと思います。

◎日帰り手術
日帰り手術をおこなっている病院もあります。家族などの介助などがあれば日帰りの良さもあるようです。しかし私の経験では手術後の薬点眼などにかなり神経を使いますし、入院して看護士さんのケアを受けたほうが楽だなという印象。

◎診察時の瞳孔
数度にわたる検査・診察時に瞳孔を開く薬(散瞳剤と呼ぶそうです)を点眼します。まぶしい状態が4~6時間ほど続くのでバイクや車の運転などはもちろんできません。私は病院から駅に向かう道路の白線の光が一番きつく感じました。高齢の方などは介助が必要だと思います。

◎手術後の洗顔・洗髪禁止
手術後1週間は、洗顔・洗髪は禁止でした。患部の感染防止のためですが、手術後にはじめて知りました。

ずいぶん長くなってしまいましたが、この辺で。最後に気仙沼で白内障手術を受けるときにはどのようにするんだろうと思い、気仙沼市立病院のサイトを見てみました。

眼科で白内障手術をおこなっていますが、「新患は地域医療連携室を通して紹介いただいた方のみ診察可」との記述がありました。市内などの眼科開業医で診察を受けて紹介状をかいてもらうという段取りですね。2017年度で364の手術実績があります。

手術から2か月ぐらい経つと、術後の違和感などまったくなりました。今でも1日2回の薬点眼は続いていますが、それも今月いっぱいぐらいで薬がなくなり終了ということになります。

手術のための入院というのはたぶん60数年ぶりのことで、なんというか新鮮な印象もありました。それは、加齢性白内障というある意味で軽い病気であったといいうことと、私の体がまだ元気ということもあると思います。

一方、診察や入院時には、お子さんが押す車椅子で診察を待つ高齢の患者さんや、お母さんに付き添われた小さな子供たちなどを目にすることも多かった。入院してはじめて知る健康のありがたさといったところでしょう。

報告は以上です。目がかすみはじめた気中同級生たちの参考になればと。今週はこれにて。きょうの東京はつめたい雨が降っています。
  
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tag : 白内障

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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