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小泉地区の高校生

一昨日のブログでは小泉海水浴場の海開きや、宮城県内で最も高い海抜14.7mの防潮堤のことについて記しました。そのなかに〈防潮堤の背後地にある「小泉海岸広場」には特設ステージや地元高校生徒による屋台などもあったそうです〉と書いたのですが、本日はそうした高校生らの活動を紹介します。

地元の高校生が9年ぶりとなる海開きに際して企画したのは「海フェス」です。この企画をバックアップしたのは、本吉夢プロジェクト委員会の海の部「うみや」。その立ち上げにあたっては、NPO法人「浜わらす」もタッグをくみました。

そして海フェス開催にあたり、海の家のオープン費用などにあてるためクラウドファンディングもおこないました。目標金額は150万円。そして6月28日、164人の支援者による総額169万7000円の支援を受けることができました。7月19日の三陸新報の2面見開き広告の費用もここからのものかもしれません。

海フェス
クラウドファンディング「readyfor」サイトより


同サイト/プロジェクトの概要
同サイト/プロジェクト終了報告

2014年7月、小泉地区の防潮堤に関して宮城県がおこなった住民説明会では、「防潮堤の必要性が分かりません」と発言した高校生に対して「高校生が何を言ってるんだ」と罵声を浴びせる参加者もいたとの報道もありました。県としては、前年2013年11月の説明会で合意が得られたとしたものの、その後も計画再考を求める声、反対の声がやまなかったのです。その後の経過については省略しますが、こうした地域内での意見が対立する局面もあったのです。

私は、この「高校生が何を言ってるんだ」という発言報道を忘れることができません。それだけに、今回の小泉海岸海開きで地元高校生が海フェスを企画し、それをまちづくりの委員会やNPOが支援してくれたということをとてもうれしく思ったのです。

フェスの準備も簡単なことではなかったと思いますよ。クラウドファンディングのプロジェクト終了報告のなかに、〈様々な想いが入り交じった海岸でもありましたので、全ての人に受け入れられているのか、そして、私たち自身も葛藤していたのが正直なところでした〉とありました。率直な思いを語っていると思います。

5年前の説明会で発言した高校生はいまどうしているかな。元気かな。地元にいるのかどうかもわかりませんが、自分が暮らす町の未来を真剣に考え、勇気をもって発言した高校生がいたことを今でもおぼえているよとお伝えしたく。その気持ちは海フェスを企画した高校生たちにも受け継がれているのでしょう。

7月27日の三陸新報にはつぎの御礼広告が掲載されていました。

御礼

三陸新報7月27日掲載広告より


すでに2週間もたってしまいましたが、9年ぶりの小泉海岸の海開き、おめでとうございました。

2014年10月21日ブログ「小泉地区の防潮堤」
2014年12月19日ブログ「小泉防潮堤着工へ」
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 小泉海岸 防潮堤

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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