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霞が関ビルの50年

7月3日の読売新聞に、第35回読売広告大賞の発表記事が掲載されていました。グランプリ受賞は、2018年4月12日朝刊に掲載された三井不動産(株)によるこの広告でした。


霞が関ビル
読売新聞2018年4月12日朝刊掲載広告


おぼえている方も多いのではないでしょうか。このブログでも昨年4月17日のブログで紹介しました。博報堂の制作とのこと。

選考委員長のクリエイティブディレクター佐々木宏さんは〈三井不動産は写真の勝利ですね。笑いもあります〉と。アートディレクターの森本千絵さんは〈とても新鮮で希望があります。今は当たり前にそこにあるビルであっても最初は誰かの挑戦であって、みんなの希望の形であったことを思わせてくれました。期待を膨らませる人を主役にした視点にはこの先未来を期待できる企業であることがしっかりと伝えられています〉と、語っています。まさに写真の力。

受賞を記念してというか、思い出しついでに、私の昨年4月17日のブログを再掲しておきます。

◎霞が関ビルの50年

4月12日の読売新聞朝刊での見開き広告(全30段二連版)には迫力と同時に懐かしさを感じました。キャッチは〈誰かの挑戦を、空は待っていた。〉。〈2018年4月12日、霞が関ビルディングは竣工50年を迎えます〉という、三井不動産の企業広告です。朝日新聞でも同内容の広告を掲載していました。

この写真は竣工式のものでしょうね。みなビルをあおぎ見ています(3人ほどをのぞき/笑)。懐かしさを感じたのは、私ができたばかりの霞が関ビルを見に行ったことを思い出したからなのです。

霞が関ビルは、日本初の超高層ビルとして1968年4月12日に竣工しました。地上147m、36階建て。この年の夏、気仙沼高校2年生だった私は東京で働き始めていた兄をたずねて遊びに行きました。どこへ行きたいと問われてリクエストしたひとつができたばかりの霞が関ビルでした。兄が地下鉄の駅はどこで降りるのが便利かなと迷っていたことをおぼえています。たぶん〈霞ヶ関〉と〈虎ノ門〉のどちらが近いのかと考えていたのでしょう。

その日は晴天でした。ビルの一番上をながめると、白い雲がゆっくりと流れていた(ような気がする)のです。そして兄に〈すごいね。なんかビルが倒れてくるみたいだ〉と。なんたって、日本一の超高層ビルですからね。念のため記しておくと、現時点での日本一の超高層ビルは〈あべのハルカス〉。地上300m、60階建て。高さで言えば霞が関ビルの約2倍です。

三井不動産の広告を見て、そのときに感じた印象というか感激を思い出したわけですが、50年経ったいま、霞が関ビルの下から空を見上げたときに、あの16歳のときと同じ若い感激を得られるかどうか。ちょっと自信がありません。首を曲げすぎるとめまいがして、こっちが倒れてしまうかもしれません(笑)。(再掲内容は以上)


霞が関ビルが竣工したのは1968年4月12日です。昨年で竣工50年。私はブログに〈この写真は竣工式のものでしょうね〉と書いたのですが違いました。今回の受賞の言葉に〈67年に行われた上棟式の写真を使用しています〉とありました。

この広告の受賞は、自分のことではないのにとてもうれしく感じてしまったもので、その気持ちをお伝えしたく紹介いたしました。

三井不動産さん、このたびの読売広告大賞グランプリ受賞、おめでとうございました。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 読売広告大賞

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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