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浦の浜「野杜海」

5月21日のブログでは、気仙沼大島の浦の浜に整備中のウェルカム・ターミナル(仮称)の概要を紹介しました。本日はその続きです。ターミナル内には、ウェルカム施設と民間商業モールが建設されますが、先月4月10日の三陸新報が、その商業モール施設の建設が始まったと報じていました。

のどか
三陸新報4月10日記事の一部イメージ


記事によれば、商業施設は、地元民が昨年たちあげた合同会社が運営する「野杜海」。〈のどか〉と読ませるそうです。市がかさ上げして整備した土地に木造平屋建ての施設を建設し6店舗が入居します。出店するのは、「グリーンアイランド大島」「郷土料理 波止場」「麺酒庵こまつ」「喫茶 去」「魚研」「青と緑の茶や」の6店舗。7月には5店舗がオープンできそうだとのこと。残る1店舗はほかよりも規模が大きいために開店が少し遅れるそうです。

河北新報も、この商業施設に関する記事を5月10日に配信していました。見出しは、〈気仙沼大島に民間モール今夏オープン 地元食材生かした料理店など6店舗〉です。この記事によれば、建物は木造平屋6棟で延べ床面積計480㎡。事業費は約1億円で県の補助金を活用したとのことです。

記事中の完成予想図を紹介します。


野杜海
河北新報5月10日配信記事より


この完成予想図は、5月21日のブログでリンクをはっておいた市の「(仮称)大島ウェルカム・ターミナル基本計画」のなかにあるイメージ図とはちょっと印象が違いますね。基本計画のなかにあるイメージ図のひとつはこちら。

夕焼け
陸側から鳥瞰イメージ(夕焼け)

これはあくまで2018年8月時点での計画イメージですから、実施段階と違うことはよくあること。ただ、私はモール1棟のなかに6店舗が入居すると思っていました。しかし、河北新報の記事では木造平屋6棟となっています。独立棟が連結するような商業モールなのでしょうか。また近いうちに詳しい情報が伝えられることでしょう。

気仙沼大島大橋の開通が4月7日でした。計画では7月に商業モール「野杜海」がオープン。ウェルカム施設が来年2020年1月に完成(見込み)となります。本来であれば、ウェルカム・ターミナルの2施設や駐車場ほかの関連施設が整備されてから大島大橋が開通ということだったと思います。しかし、思い通りにいかないことが多いのも世の常ということでしょう。

このほか、大島の亀山のレストハウスやトイレの整備などはどうするんだという声もどこからか聞こえてきますが、関係各所が鋭意検討中ということだと思います。そうあって欲しいと願っております。

しかしなあ、「野杜海」とは。読みにくいと思うのですが。決まったことなのでしかたなし。


(追記)5月29日の三陸新報が、ウェルカムターミナルの本体施設が5月28日に着工したと伝えていました。完成は来年1月ごろとのこと。敷地内には、商業施設「野杜海」、約100台の駐車場などが整備されます。

5月21日ブログ「浦の浜の整備計画」
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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