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割烹「世界」90周年

5月9日の三陸新報にこんな広告が。

5月9日世界広告
三陸新報5月9日掲載広告より


気仙沼市南町の「割烹 世界」さんが、本年で創業90周年を迎えたとの広告です。旧店舗は東日本大震災で被災し、仮店舗での営業をよぎなくされました。しかし2017年5月9日に南町紫神社前商店街近くに移転新築オープンを果たしました。

「世界」は私たち夫婦の結婚披露宴をおこなったところだったので、その思い出話などをまじえ、つぎのブログで移転新築を紹介しました。

2017年5月11日ブログ「わたしたちの世界」

今回の90周年広告のなかに〈当店は昭和4年、初代坂本恪が「レストラン世界」として創業〉との記述がありました。はじめはレストランだったのか。その場所が震災前の場所と同じであるとしたら、成田玲子さん(3年3組)の実家、レストランナリタと並んでいた時期もあるのでしょうか。世界の向かって左側にはナリタが営むBARスコッチもありましたね。

昭和4年/1929年は気仙沼にとっては忘れられない年でしょう。その年2月23日に八日町横丁山から出火した〈気仙沼大火〉がありました。「世界」創業が大火前とは考えにくく、その後のことなのでしょう。

2月25日ブログ「昭和の気仙沼大火」

昭和4年がどのような年だったのか、「気仙沼文化史年表」(荒木英夫 著)から主なものを拾ってみました。

「4月6日 町議会が町に魚市場を開設することを議決」「6月4日 内の脇川に橋をかける(現在の大橋の前身)」「6月25日 気仙沼駅に初めて汽車が入る」「6月30日 町内カフェー取締り改正、カフェー大恐慌」「7月31日 大船渡線が気仙沼まで開通 町内祝賀で賑わう」「8月19日 ドイツ飛行船ツェッペリン号 大島上空を通過」10月28日 気仙沼小学校の女教員が洋装となる」など。まあ、こんな時代だったということです。

6月30日の 町内カフェー取締り改正」というのは、取締法とか条例的なものが厳しくなってお店は大騒ぎになったということなのでしょう。それまでの南町界隈のカフェー事情をさらに知りたいと思いました。そして8月にはツェッペリン号が大島上空を。

大火はともかくも、割烹世界90周年の広告から、昭和初期の気仙沼町の繁栄を想像することとなりました。ちょっと楽しい。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 割烹世界

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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