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七十七銀行 南町へ

きのうは気仙沼市南町海岸の新施設「まち・ひと・しごと交流プラザ」を紹介しました。本日はその近く、南町に戻ってくる銀行の話題です。

2月23日の三陸新報に、七十七銀行が気仙沼支店を被災前と同じ場所へ新築移転するとの記事が掲載されていました。移転の時期は2020年1月です。

77銀行
三陸新報2月23日記事の一部イメージ


記事によれば、震災前に気仙沼支店は南町地内にありましたが、津波で被災して2011年5月に現在の三日町へ移転し営業を再開したそうです。当初から元の場所で再建する方針で、周辺の復興が進むなど準備が整ったころから移転を決めたとのこと。

以前に支店のあった南町の場所はわかるのですが、私はあまり利用する機会がなかったせいか、その並びのお店などの記憶があやふやです。向かい側のフヂノ薬局や萬屋(よろずや)、石垣魚店などは思い出せるのですが。

この機会に、七十七銀行気仙沼支店の沿革を紹介しておきましょう。いつもの『気仙沼文化史年表』からピックアップ。        

明治43(1910)年6月1日 七十七銀行出張所が八日町に開店
明治45(1912)年6月1日 七十七銀行出張所が支店に昇格する
大正2(1913)年7月28日 七十七銀行気仙沼派出所が置かれる
昭和27(1952)年10月12日 七十七銀行気仙沼支店 八日町に新築
昭和32(1957)年12月16日 七十七銀行内ノ脇店開店
昭和36(1961)年1月10日 七十七銀行内に手形交換所開かれる
昭和45(1970)年5月11日 七十七銀行 南町三丁目に新築開店

明治43(1910)年からその歴史が始まっています。今年で109年です。震災の前年が気仙沼での開店100周年だったわけですね。

出張所から支店に昇格した後の〈派出所〉というのはなんでしょうね。銀行内あるいは隣地に警察の派出所が置かれたのでしょうか。なお、南町に移る前の八日町の場所ですが、現在の横田屋さん近辺だと思います。

気仙沼における銀行などの歴史については調べたことがありませんでしたが、今回の記事をまとめるにあたって、八十八銀行が七十七銀行より早く気仙沼で開業していることを知りました。気仙沼文化史年表によれば、明治30(1897)年12月13日のこと。八十八銀行は岩手県一関で設立された銀行ですから気仙沼での開業は出張所や支店的な店舗でしょう。

このほか、大正8(1919)年10月には気仙銀行気仙沼支店も開業しています。こうしたことを知ると、当時の気仙沼の繁栄を背景にしてのことではないかと想像してしまいます。

先日の三陸新報に、気仙沼市金融協会加盟銀行の広告が掲載されていました。それを参考にすれば、現在の気仙沼の市内銀行・信用金庫店舗はつぎのようになっているようです。

七十七銀行(気仙沼支店・内の脇支店)、岩手銀行(気仙沼支店)、北日本銀行(気仙沼支店)、東北銀行(南気仙沼支店)、仙台銀行(気仙沼支店)、気仙沼信用金庫

気仙沼を離れていると、これらの銀行店舗名を聞いても、現在の場所がしっかりとは思い浮かびません。あっているでしょうか。

これらの銀行や信用金庫さんが気仙沼の経済を金融面で支えてくれています。そして、その中の〈ななばん〉七十七銀行さんが、50年前に店舗を開いた古巣/南町に帰ってくるという記事をうれしく読みました。来年1月の南町での新店舗オープンは、気仙沼での開店110周年と共にお祝いされることでしょう。
  
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 七十七銀行

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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