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懐かしの銭湯巡り

3月30日のブログで、気仙沼市魚市場前に銭湯を復活させようというプロジェクトを紹介しました。そのためのクラウドファンディング(CF)が現在進行中です。5月23日までなので、これからが追い上げといったところでしょう。


銭湯復活プロジェクトCFサイトより

銭湯復活プロジェクトCFサイト
3月30日ブログ「鶴亀の湯クラウド」

支援者(このCFではパトロンと呼びます)のコメントを見てみると、気仙沼出身で米国マサチューセッツ州バークシャー在住の方からのあたたかいメッセージもありました。そのお顔が浮かびます。

本日のブログは、銭湯復活プロジェクトを側面から応援する、気仙沼「懐かしの銭湯巡り」です。この記事の作成にあたっては、気仙沼中学20回生(気中20)の情報網における優秀なエージェント(笑)、林(奥玉)小春さん(3年2組)の協力を得ております。小春さんについては、またのちほど。

懐かしの銭湯巡り、まずは魚町からいくと、太田の入口の右側にあった「亀の湯」さん。震災後も営業を続けましたが、2017年5月に営業を終了しました。今回の銭湯復活のきっかけとなっているということでプロジェクトサイトにも詳しく紹介されています。ここでの詳しい説明は不要でしょう。

つぎに南町に足を運べば、龍崎経子さん(3年5組)の実家である龍崎果物店の向かい、マスヤや新潟屋刃物店のならび左側にあった「森広」。ここは小さなころの記憶があるのです。以前にこのブログで昭和30年の頃の写真を紹介しました。私が中学のころには既になかったように思います。

2017年1月26日ブログ「昭和30年の森廣」

南町には「千代の湯」もありました。カトリック幼稚園や青龍寺にあがる道の左側。それと、警察署の角の左側で海岸郵便局があったあたりの「気仙沼湯」。かなり長く営業していたように思います。

南町から煎餅坂をのぼって河原田をくだってみましょう。その左側、小さなころに映画館「南映」があった場所の裏には(菊田裕美君の記憶では「みなと湯」でしたが)「海岸の湯」。住所でいうと港町です。このあたりには、食堂「静港庵」もあったような気がします。静かな港。いい名前です。食堂もあって銭湯もある。まさに今回の銭湯復活プロジェクトが目指す風景そして風情(ふぜい)も感じます。

つぎは内の脇方面に行ってみましようか。まずは仲町。源兵エ屋餅店の向かいには「高砂湯」。となりは山純呉服店です。高砂(たかさご)はお能からですね。謡曲で「高砂や、この浦舟に帆を上げて」。気仙沼の内湾/鼎ケ浦(かなえがうら)から帆に風を受けて出港する船のイメージでしょう。陸(おか)には漁師の妻や子供。仲のよい夫婦、長寿をことほぐ結婚披露宴での定番の謡(うたい)です。

私達夫婦の南町〈世界〉での披露宴でも父が「高砂」を謡いました。はじめて聞いたのでとても驚いた(笑)。この名前は、鶴亀にも通ずる縁起の良さがありますね。そこから幸(さいわい)町に行けば、衆議院議員をつとめた社民党/菅野哲雄さんの事務所〈かんてつ会館〉の左側に「さかえ湯」がありました。「栄」かな。

ちょっと道を戻ります。南町、八日町を過ぎて三日町に行ってみましょう。中井殖君(3年8組)の実家である中井茶舗の向かい(からちょっと八日町より)を少し入ったところの少林寺の向かいには「花の湯」が。お寺近くということもあって、その名からお釈迦様の誕生日を祝う花まつりの連想もわいてきますが、どうでしょう。

三日町の通りから少林寺への入口となる道の右角には、明治・大正時代の政治家でジャーナリストとしても知られた小山鼎浦(おやま・ていほ)(本名:東助)の生家がありました。屋号は寺路(てらみち)。「花の湯」がいつ頃からあったのかわかりませんが、鼎浦の小さなころの銭湯事情にも想像がふくらみます。

三日町に連なる新町(あらまち)に行くと、気仙沼駅のほうに向かう右側には「くすり湯/薬湯」。この名前がすごいね。バスクリンの前身である浴剤「中将湯」を使っていたのでしょうか。あるいは、硫黄臭がある白色の入浴剤「六一〇ハップ」(ムトーハップ)か。

新町から古町に向かうと、現在も営業中の「友の湯」があります。昨年の河北新報記事によれば震災直後3月24日に営業を再開し、被災者や支援者のくつろぎの場としても親しまれました。昨年で創業60年を迎えたそうです。

以上、気仙沼/懐かしの銭湯巡り。ざっとこんなところでしょうか。小春さんからは銭湯の名を記したメールをもらった後に電話でも話しました。元気な様子でなにより。小春さんは小さなころに友達などと面白がって銭湯巡りをしたそうです。今回、記憶の底に眠っていた銭湯名を思い出すのは頭の体操になったと笑っていました。

電話のあとで、小春さんが母校 東京家政大学の「渡邉辰五郎賞」を受賞したときのことを思い出しました。いつだったかなと思い、このブログを調べたら、2017年5月5日のことでした。2年前の春。お祝いということで同級生らが新橋に集まったのです。めでたいことでの集まりですし、とても楽しかった。店の名は〈松竹梅〉。銭湯にしても居酒屋にしても、めでたい名前はなんかうれしい。

ということで、〈鶴亀〉のクラウドファンディングも、どうぞよろしく。


2年前の小春さん受賞祝いについてはつぎのブログにて。

2016年5月6日ブログ「小春さん受賞祝い」
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 鶴亀の湯 銭湯

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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