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震災遺構・伝承館

皆さん既にご存じのように、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館が3月10日(日)に一般公開されました。この施設には、津波で被災した気仙沼向洋高校の旧校舎が震災遺構として保存されるとともに、映像シアターや講話室などを備えた伝承館が新たに設けられています。3月10日の三陸新報に掲載された告知広告と記事を紹介します。


お知らせ
三陸新報3月10日掲載広告の一部イメージ

記事
三陸新報3月10日記事より


記事によれば、全体の敷地面積は約2万5千㎡で総事業費は約12億円。遺構・伝承館の案内を担うのは「けせんぬま震災伝承ネットワーク」の語り部たちです。震災遺構・伝承館は、3月1日に報道関係者に公開されました。そのときの映像を産経ニュースが公開しています。私は旧校舎から見える階上地区の復興工事の風景に驚きました。あらためてこの地域を襲った津波による被害の大きさを思い知らされました。この向洋高校の旧校舎を震災遺構として保存する意義のひとつでしょう。




2年前、2017年6月24日の三陸新報記事によれば、旧校舎保存に関する整備費用は2億5千万円。そして震災伝承館と隣接する岩井崎プロムナードのふたつの施設に関する事業費が5億8500万円。これらを合わせた全体整備費は約8億4000万円で校舎全体を解体した場合の相当額とほぼ同規模とされていました。その後の計画変更などで上記の総事業費12億円となったのでしょう。当初の旧校舎の一部保存から全体保存への方針変更と関係があるのかもしれません。1年前の復興庁資料によれば総事業費は11億8600万円で国の復興交付金などが充てられるとのことです。

震災遺構保存についての検討経過をさかのぼってみると、市は当初、鹿折地区に打ち上げられた第18共徳丸の保存を検討していました。しかし市民アンケート調査での反対の声などを受けて断念。同船の解体が始まったのは2013年9月9日のことです。

旧気仙沼向洋高校旧校舎の震災遺構・伝承館にしても10日のオープン日を迎えるまでには、施設の計画だけでなく、維持管理のための費用や収支計画、管理のあり方などについても様々な議論がありました。階上地区の方々も含め関係者の皆様のご努力に敬意を表します。ご苦労さまでした。

このたび公開された震災遺構・伝承館が、地域の皆さんの協力も得ながら有効に活用されるようにと願っております。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館ホームページ
2017年7月20日ブログ「気仙沼市震災遺構」
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 震災遺構・伝承館

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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