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市の19年度予算案

本日はちょっとかための話。2月2日の三陸新報に、気仙沼市が1日に発表した2019年度予算が紹介されていました。2月8日に開会した定例市議会に提出される議案ですので、あくまで予算案ですが、資料として概略を紹介します。一般会計804億6千万円のうち、505億円が東日本大震災の復興予算になったとのことです。

全体

三陸新報2月2日記事の一部イメージ


記事に示されている表やグラフを順に紹介します。


①各種会計総括表

総括表

一般会計が内訳なしの一行になっていますが、これが一番大きな804億円です。予算全体は、一般会計・特別会計・企業会計の3種で成り立っており、合計は1203億円です。つぎは一般会計の予算歳入の円グラフ。


②一般会計予算歳入

歳入


円グラフを見てのとおりですが、市税歳入は7.9%です。1割にも満たないのですね。それに対して、地方交付税と国庫支出金のふたつで約50%と大きな割合になっています。

地方交付税は、地方公共団体の財源の偏在を調整するために国が交付するもので、使途は限定されていません。一方、国庫支出金は、その使途が特定されています。知ってた風なことを書いていますが、調べて書いております(笑)。

新年度予算での地方交付税は8.6%増の235億円ですが、増加分は震災復興特別交付税によるものだそうです。つぎは一般会計の予算歳出の円グラフ。


③一般会計予算歳出(性質別)

歳出


市民の関心の高い人件費は71億円で構成比8.8%です。市税歳入より少し多いといったところでしょうか。55.6%を占める事業費は447億円です。補助費とか扶助費の内容はさらに内訳を知りたいところです。


三陸新報の記事では、記者会見での菅原市長のコメントを紹介しています。「復興期間終了の2020年度まで事業を終わらせるのが喫緊の課題。まずは復興の505億円に計上した事業を執行する」とし、復興完遂に意を用いて予算配分したことを説明したそうです。

この復興予算505億円というのは、円グラフのなかに内訳として示されているわけではありませんが、事業費や補助費その他にまたがって計上されているのでしょう。

市長のコメントにもあったように、政府が定めた東日本大震災からの復興期間は10年間。2020年度で期間終了となります。気仙沼にとっても震災後の予算は様々な意味で特別なものといってよいでしょう。今期、来期の予算は、復興期間後のことの視野に入れた内容になっているのだと思います。

なお、三陸新報の記事では、〈新年度の主な新規事業〉として8事業を紹介していましたが、市の公開資料に記された新規事業はもっと多く、取り上げ方のバランスに疑問もあることから、ここでは取り上げずにおきます。新年度予算の特徴がわかる大切なところと思うので、機会があればまたあらためて。今週はこれにて。
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 気仙沼市予算

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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