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小野寺綾 海の鼓動

2月11日のブログで、リアス・アーク美術館で開催中の菊田佳代さんと小野寺綾さんの各個展を紹介しました。本日はその続き。ドイツで収録された小野寺綾さんの映像を紹介します。ゲーテ・インスティトゥート東京(東京ドイツ文化センター)が2014年8月に公開したものです。





タイトルは「Malerin Aya Onodera und der Puls des Meeres 画家小野寺綾と海の鼓動」。和文の映像説明では 〈Puls〉(プルス)を〈鼓動〉としていますが、綾さんの絵画シリーズ〈海の脈〉のことを考えると〈脈拍〉〈脈動〉といったイメージでしょうか。いずれにしても、流れであるとか生命といったことを感じさせる言葉。〈海〉と連なることでさらにそのイメージが強調されています。YouTubeの紹介文を引用しておきましょう。

◎画家 小野寺綾と海の鼓動

画家小野寺綾(1984年生れ)の神秘的な作品は潜在的なものを表出し、夜な夜な夢で私たちを不安にし、昼は言葉を奪う言い知れぬものを現す。彼 女は東京の美術大学を卒業後、2005年ベルリンに来て、ベルリン芸術大学およびライプツィヒとベリアでのレジデンス・アーティストとして研鑽を重ねた。 2011年、東日本大震災で彼女の故郷の気仙沼は津波によってほぼ全壊したが、彼女はこの大惨事を全く個人的な方法で作品化した。小野寺は絵画シリーズ 「海の脈」で、巨大なキャンバスに命の流れを陰鬱かつ強く訴えるように表現している。(引用は以上)

綾さんの作品や表現を、必要以上に気仙沼や震災との関係で語ることは避けるべきと思いますが、映像のなかに震災に関する綾さんの言葉がありました。

〈震災後はものすごく、気仙沼に帰りたかったんだと思います。本当は絵を描ける気持ちではなかったけれど、帰りたいけど、帰っても誰のためにもならないと。自分は自分のやるべきことをやろうと〉それが自分にとってはやはり描くことだったと。なぜ2m×2mという大きなサイズの絵を描いたかというと、自分が絵の中に入りたいなと思ったからだと言います。

映像のつくりや音楽もとてもよかった。東京ドイツ文化センターと綾さんの関係については知りませんが、ドイツでの〈レジデンスプログラム〉など、彼女の活動の支援をしてくださっていたのかもしれません。

それと、アトリエ仲間のニコラス・マネンティさんとのドイツ語と日本語での掛け合いも面白かった。4年ほど前の映像ですが、ニコラスは元気にしてるかな(笑)。

リアス・アーク美術館での小野寺綾さん、菊田佳代さんの各個展については、本日15日の三陸新報コラム/万有流転でも紹介されていましたね。会期は3月17日(日)まで。是非お出かけください。

2月11日ブログ「佳代さんと綾さん」
 
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : 小野寺綾 菊田佳代

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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