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ミツウロコ隆一君

三陸新報の連載「わが社の屋号」第11回に、気中同級生が経営する会社が紹介されていました。気仙沼市弁天町の三ツウロコ商店です。

ミツウロコ
三陸新報12月7日掲載記事


現在の社長は2代目となる千葉隆一君(66)(3年10組)です。初代/創業者は一関出身の千葉夏雄さん(90)です。終戦で満州から引き上げてきた後、気仙沼市南街の足利本店に。実姉がお世話になっていた縁があったそうです。その後は魚市場職員もつとめたということですが、これは南町に魚市場があった時代の話でしょう。

独立したのは昭和30年代半ばのこと。弁天町で鮮魚出荷を始めました。隆一君が気仙沼小学校に通っていたころだと思います。そして1965(昭和40)年に会社化したときに、社名を現在の「三ツウロコ商店」にしたといいます。頭文字の〈三〉は、独立するときに、姉の夫、妻の弟との3人で商売を始めようとしたことに由来するそうです。結局は1人で創業したそうですが、社名は当初案のままにしたとのこと。

私は全部カタカナの〈ミツウロコ〉かと思っていたのですが、冒頭が漢数字〈三〉の〈三ツウロコ〉なのですね。これは商号登記上のことで、通常は〈ミツウロコ〉としているのではないでしょうか。

伝統的な紋所(もんどころ)では、三角形を〈ウロコ〉と呼びます。魚の鱗(うろこ)に由来します。〈一つウロコ〉を丸で囲んだ屋号というか〈コーポレートマーク〉として有名なのは武田薬品の商標でしょう。そして〈三つウロコ〉は文字通り(株)ミツウロコのマークでもあります。中学高校時代にお世話になった豆炭アンカのミツウロコです。歴史好きにとっては北条氏の紋所として覚えているかもしれません。

2社マーク

興味深くながめたのは、三陸新報記事の社名見出し〈三ツウロコ商店〉です。明朝体で記しているので〈三〉の字が漢字であることがはっきりとわかります。そして、この明朝体特有の横線の止め部の三角は〈ウロコ〉と呼ばれているのです。漢字の明朝体〈三〉にはまさに三つのウロコがあることがとても面白い。

記事の最後に千葉隆一君が紹介されていました。〈2代目で社長の隆一さん(66)が跡を継いでからは、築地市場で仲買をしていた経験を生かし、マグロの鮮魚出荷に特に力を入れ、現在はカツオやメカジキなども扱う。隆一さんは「築地でもミツウロコの名は通っている。これからも大事にしたい」と話す。〉

元気でやっているようでなによりです。一昨年4月に気仙沼市魚市場でホンマグロ(クロマグロ)が、震災後の最高値1匹約230万円で取引されたと話題になりました。そのマグロを競り落としたのは、ミツウロコの隆一君でした。下記のブログで紹介しております。こちらもご覧いただければと。

2016年4月13日ブログ「隆一君と本マグロ」
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テーマ : 気仙沼
ジャンル : 地域情報

tag : ミツウロコ商店

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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