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臼井弘君の悩み

1月21日の三陸新報のトップ記事の見出し。
「復旧急ぐ水産加工場に壁~再建とインフラ整備かみ合わず」。

福寿記事

記事の冒頭は、フカヒレ加工会社社長・福寿水産の臼井弘社長のコメント。
「完成を前に、本当なら光が差し込んでくると思っていたが…」
臼井社長とは、先週、私の実家解体のことでわざわざ電話をくれた3年4組の弘(ひろし)ちゃん。

記事の要点をまとめるとこのようなことです。
福寿水産は大津波で全壊状態になり、従業員23人をやむなく解雇。しかし昨年10月に修繕工事に着手し、この2月中に完成の見通しがもてるところまできた。しかし新たな問題が浮上している。
まず、工場の前の県道は1メートルかさあげされているが、今後さらにかさあげされる可能性がある。そうなると荷物のスムーズな搬入ができなくなる。
次に工場排水の処理問題。6月に処理施設が鹿折の浜町に完成予定だが、それ以前の処理をどうするか。3~4カ月のために浄化施設を整備すると1000万円かかる。そうしなければ、生産量を半減させて水の使用量を減らすしかない。さてどうするか。

臼井君は先日の電話でも言ってました。「復興の理想を求めるのも結構だけれど、それに要する長い期間を待てるかどうか。待てないんだ。こっちの気持ちも折れてしまうんだよ」

この三陸新報の記事が掲載された日、大島の熊谷雅裕君が電話をくれました。
「今日の三陸に福寿水産の弘のコメントが出ている。大島の状況もまったくあのとおり。早期の復興をといいながら、役所は平時の決まり事を掲げて物事が簡単には進まないんだ」

私なども東京にいて、理想というか〈あるべき論〉をつい語りがちですが、現地、現場の声はまた違いますよね。
どっちが正しいというよりも、いろいろな考えを出し合って、言い合って、100点ではなく、75点ぐらいのところでおさまってくれればいいのですが。
これも〈理想論〉でしょうか。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 福寿水産 臼井弘

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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