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向洋高校の新校舎

気仙沼向洋高校の新校舎がまもなく完成します。同校の旧校舎は大震災で被災し、市内九条地区の気仙沼高校第2グラウンドに建設された仮設校舎で授業をおこなってきました。7月20日の三陸新報記事を紹介します。

校舎完成

三陸新報7月20日記事の一部イメージ


記事によれば、市内長磯牧通地内で建設が進められて新校舎の引き渡しは7月23日。夏休みに引っ越し作業がおこなわれ、2学期からは新校舎での授業が行われます。7月25日の三陸新報は、7月24日に九条校舎の閉校と感謝のセレモニーが行われたことを伝えていました。その記事に震災後の移転経緯が記してありました。向洋高校は震災後、気仙沼西、本吉響、米谷工業の教室を借りて学科ことに分散して授業を再開したそうです。そして2011年秋に九条校舎に移りました。九条校舎で学んだ生徒は1150人で、このうち577人が入学から卒業までを過ごしたことになります。

セレモニー

三陸新報7月25日記事の一部イメージ


昨年12月9日配信の河北新報記事によれば、当初の計画では今年4月に新校舎に移転する計画でした。しかし、ボーリング調査で想定以上に地盤改良が必要と分かり、造成工事が遅れたとのこと。新校舎の場所は、被災した旧校舎の1.2km西側、階上中学の近くだといいます。約5haの敷地に鉄骨4階の校舎と鉄骨2階の実習棟を整備し総事業費は約90億円。

気仙沼水産高校が校名変更し、現在の気仙沼向洋高校になったのは平成元年4月のことです。私が知る気仙沼水産高校の校舎は内ノ脇の一景島地区にありました。気仙沼文化史年表によれば昭和24年8月15日に落成。そして昭和52年2年4月に階上の校舎に移転しました。この土地は塩田跡地だったそうです。〈塩田跡地〉と知ると震災での津波の被害を連想する人も多いことでしょう。生徒約170人、教職員ら50人の命が助かったことはなによりのことでした。この被災校舎は〈震災遺構〉として保存されます。

震災から約7年経って、新校舎での授業がやっと始まりますね。学校関係者の皆様や九条などの地域の皆様の尽力や協力に敬意を表したく。ありがとうございました。
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/66~67歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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