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三陸新報の「論説」

気仙沼市魚町の防潮堤施工ミス問題については、5月25日のブログ「菅原市長の対応」をまとめてからは特にとりあげずにおりました。その後の動きを簡単に言えば、造り直しはしないとする村井知事の姿勢に対し、内湾地区復興まちづくり協議会だけでなく、市も議会も県に再考を求める動きを強めています。6月2日の三陸新報によれば、6月6日にはまちづくり協議会の菅原昭彦会長、菅原市長、菅原清喜議長が県庁におもむき、県と議会にそれぞれの要望書を提出するとのことです。

こうした動きのなかにあって、三陸新報は6月1日の〈論説〉で、〈気仙沼市が仲立ちを〉との見出しで防潮堤施行ミス問題をとりあげていました。

6月1日社説
三陸新報6月1日「論説」記事(クリックで拡大)


この〈論説〉では、住民と県が対立する様相となっている現状をまとめた上で、つぎのように述べています。

〈住民が時間をかけてきた話し合いを台無しにするようなミスに、憤りを覚えるのは当然だ。責任はミスをした県側にあり、村井知事の頑(かたくな)な態度を疑問視し、「住民の意見を尊重すべき」「3案以外もあるのでは」と指摘する声が聞かれる。 一方、「造り直しを求めなくても…」と県の方針に理解を示す人がいるなど、住民、県それぞれの主張を支持する声がある。 このままどちらも譲らなければ、対立を深めさせ、感情論に発展しかねない。復興の遅れが懸念されており、住民合意を前提にする気仙沼市に、県と住民との仲立ちを強力に求めたい。〉(引用は以上)

この意見、主張に私も同感です。対立関係をこれ以上つよめることは、できれば避けて欲しい。その仲介役をつとめることができるのは市ということになるでしょう。〈論説〉はつぎのように文を続け、結びとしています。

〈市民の間でもう一つ心配されるのは、県と市の関係が悪化すること。市内の県事業や復興工事、県からの各種支援などに、何らかの悪影響が及ぶことがあってはならない。互いにより大所高所から話し合い、早期に“落とし所”を探るべきだろう。〉(引用は以上)

村井知事のあの高飛車な姿勢に対する反発感情はとてもよくわかる。そして、工事を続行する代わりということで様々な施策など交換条件が示されても〈金の問題ではない〉との新たな反発もあるでしょう。しかしそれでは問題は長引くばかり。〈落とし所〉という表現がよいかどうかは別として、現実的な〈妥協点〉を見出す努力も必要ではないかと。反対を貫く姿勢にくらべると、ちょっとかっこ悪いけどね。そんなことを思いながら、新しい週が始まりました。

5月25日ブログ「菅原茂市長の対応」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 防潮堤

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/66~67歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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