宝船「五十鈴神社」

12月28日の日経新聞夕刊のコラム「プロムナード」に建築家石山修武さんが寄稿していました。そのタイトルを見てびっくり。

「気仙沼五十鈴神社は宝船である」

五十鈴神社

五十鈴神社の空撮写真(きれいだね)気仙沼プラザホテルさんのHPから拝借 http://www.pkanyo.jp/
(もちろん震災前の写真です。空撮とかきましたが、もしかしてプラザホテルからの撮影?)

五十鈴神社は、魚町の神社。私たちは「お神明さん(おしんめいさん/おしめさん)」と呼んでいます。実家も、ひきはらった昨年9月までは氏子でした。私も小さいころはここでさんざん遊びましたし、結婚式もここであげたのです。上の写真でも、左側の旧全漁連の建物に隠れながら実家の屋根だけがうつっています。

石山さんの文章はこんな話です。
開催を手伝った1988年の唐桑臨海劇場で出会った郷土芸能が「唐桑七福神」。七福神は船に乗ってやってきます。その船が宝船。石山さんは「今も昔も幸福を祈念する人の気持ちに変わりはない。七福神や宝船こそ今に生き続けてほしい深い深い夢なのだ」と書いています。

そして、五十鈴神社総代で気仙沼商工会議所会頭でもある臼井賢志さんや台湾の建築家李祖原さんと共に温めている計画があるといいます。海の女神である媽(ま)祖神を、五十鈴神社の一角にお迎えしようというのです。媽祖は台湾を中心に、アジアで2億人以上が信仰しているのだそうです。

計画は現在進行形のようですので、紹介はこれくらいにしますが、石山さんの文章は次のように結ばれています。

「 幸いにして五十鈴神社が座す浮島はまるで宝船そのものだ。インドネシア大統領も大変な気仙沼びいきだと聞く。バリ島の神々だって呼んだらいい。南の島の媽祖神を迎える北の海気仙沼の神々は黒潮親潮の合流点、海の道で魚たちと同様に出会うことになったらよい。来年も小さくとも灯りをともす努力を続ける。 」

これまでも気仙沼のみんなに、セルビアやバルセロナなど地球的な視点を与えてくれている石山さんですが、今度はアジアだ。媽祖のお迎えもまずは五十鈴神社にということだとは思いますが、安波山の「鎮魂の森」構想と連続しているに違いありません。宝船にのった世界中の海の神様。いいじゃないか!

この〈五十鈴神社╳安波山〉計画と〈魚町・南町復興プラン〉がうまく結びついてくれますように。正直、お神明さんにお参りにいきたいくらいの気持ちです。

12月12日ブログ「気仙沼「鎮魂の森」」
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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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