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菅野青顔さんの書

1月18日の三陸新報に気仙沼の骨董店「車屋」さんの広告が掲載されていました。

青顔さん書
三陸新報1月18日掲載広告


〈初代図書館長 萬有流転執筆者 菅野青顔 書〉とのこと。青顔さんの書がこうした形で紹介されるのは珍しい。しかし、この書はなんと読むのだろう。七と之と魚はわかります。記された号は〈安波山人〉でしょう。右から4文字目は〈満〉だろうか、それともさんずいに〈安〉かなどと考えましたがわかりません。

ということで、車屋さんに電話をしてみました。〈気仙沼出身で東京在住の小田と申しますが〉と。ご主人がこころよく応対してくれて、折り返しのお電話で詳しい話を聞かせてくれました。

まず書の6文字は〈萬邦七海之魚〉。萬邦とは、あらゆる国。万国と同じですね。七海は七つの海ですから、世界中の海の魚という意味でしょう。そして書をしたためた時期は、〈昭和甲牛夏〉。甲牛(きのえ うま)は干支(えと)で、昭和の甲牛は昭和29年(1954)です。

書号が〈安波山人〉とされていますが、これが青顔さんの号のひとつであることを図書館に何度か通って確かめたそうです。青顔さんの書に間違いないとの確証を得てあらたに額装したといいます。入手の経緯についても話が聞けましたが略します。

〈萬邦七海之魚〉。世界中の魚。カタカナでいえばグローバルフィッシングか(笑)。漁業協同組合などの会議室にぴったりだと思うのですが。お値段は聞き忘れました。というのも、ほかの話が長くなってしまったため。車屋のご主人は私の実家に何度も来ており、父はもちろんのこと母のこともよくご存じだったのです。この話はまた明日にでも。本日はここまでにしておきましょう。

なお、車屋さんの広告では菅野青顔さんを気仙沼図書館の初代館長としていますが正式には8代目とのこと。専任館長として初代となります。私たちの世代にとって図書館長といえば、あの青顔さんしかいないのですが。青顔さんは、三陸新報のコラム「万有流転」を昭和28年から昭和62年まで執筆されました。つぎのブログで詳しく紹介しております。

2016年5月20日ブログ「菅野青顔図書館長」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気仙沼中学 菅野青顔 気仙沼図書館 車屋

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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