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新成人に贈る言葉

きのう1月8日は〈成人の日〉でした。本日紹介するのは、前日7日に三陸新報に掲載されていた広告です。

あさひ鮨広告

三陸新報1月7日掲載広告の一部イメージ


成人の日にあたっての気仙沼「あさひ鮨」さんの広告です。新成人の皆様へ贈る言葉として「青雲の志」が掲げられていました。お名前こそ記してありませんが、会長である村上力男さんの言葉にちがいありません。以下に引用します。

〈青雲とは高い空とそこに浮かぶ雲である。どこまで行っても手が届かない。それでもその雲を目指してあくまで努力を続ける。そういう意味もあるようです。その第一歩が身近な小さい地域貢献です。

大震災直後、南町紫市場仮設店舗建設当初から、毎週金曜日夜行バスで東京大学の学生30人が被災地支援に来てくれておりました。その中の一人、横浜出身の青木健吾君はこの後も被災地の力になりたいと、3年前あえて国土交通省に就職し、今尚事有るごとに気仙沼に足を運び支援を続けています。

本年新成人を迎える当地の若い人達にも、是非「青雲の志」を持ちつつ、将来、何らかの形で気仙沼の未来に役立つ志を持って一日一日を大切に生きていただきたいと願っております。〉(引用は以上。改行位置を調整)

これが、新聞や雑誌での著名企業社長のメッセージであれば、特に目をとめることもなかったのでしょうが、私がよく知る村上力男さんの言葉と思い読ませてもらいました。そして、村上さんがこの文章を書き記したとき、50年前に気仙沼の南町に〈あさひ鮨〉を開店創業したときのことを思い出していただろうと感じました。半世紀前、力男さんの胸のなかにあったのは、まさしくこの〈青雲の志〉だったのではないかと。

魚町のご近所だった佐々木徹君(3年1組)の姉、良恵さんが力男さんと結婚した関係で、開店当初から家族ぐるみで親しくさせていただきました。毎年の正月、我が家に年始の挨拶でいらしたときにはいつも、前年の経営の概況や新たな年にあたっての抱負などを父に語っていたことを懐かしく思い出します。はじめはご夫婦ふたりでしたが、じきに息子さんや娘さんを伴うようになり、その息子さんはお嫁さんを、そしてお孫さんまでも一緒に訪れてくれました。そんなこんな、あさひ鮨の開店当時は15歳だったんだなあと、この広告を見て、自分自身の50年という時の流れを思い起こしたのです。

青雲の志。村上力男さんは、この言葉に万感の思いを込めて新成人へ贈ったのでしょう。

1月7日、気仙沼市民会館で開催された成人式には651人の新成人が出席したとのことです。ご本人はもとより、そのご家族の方々にもお祝いを申し上げます。成人、おめでとうございました。
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 あさひ鮨 村上力男

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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