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復興祈念デザイン

気仙沼市の復興祈念公園が、魚町の後背地にあたる陣山に整備されますが、その施設検討委員会の初会合が11月24日に市役所で開かれたそうです。翌日25日の三陸新報と河北新報がそれを伝えています。

まずは三陸新報の記事。

復興祈念公園記事

三陸新報11月25日記事の一部イメージ

公園の機能やモニュメントなどのアイデアを来年1月中旬から2月下旬にかけて一般公募するのですね。2020年3月までの完成を目指すとのことです。記事には公園全体のイメージ図も掲載されていました。拡大してみましょう。

イメージ図

河北新報11月25日配信の記事を引用しておきましょう。

◎気仙沼市、復興祈念公園デザイン公募 施設検討委が発足

 宮城県気仙沼市が同市陣山に整備する東日本大震災の復興祈念公園を巡り、公園の在り方を考える「復興祈念公園施設検討委員会」が24日、発足した。市役所で初会合があり、2019年度末の完成を目指し、公園の中核となる広場やモニュメントのデザインは一般公募で決める方針を確認した。
 委員会は学識経験者や地元の観光、まちづくり団体の関係者ら20人で構成。本年度内に必要な機能や公園の活用法なども協議する。委員長には東北大災害科学国際研究所の川島秀一教授が就いた。
 公園の予定地は、被災した市街地や気仙沼湾を一望できる標高57メートルの民有地約2.3ヘクタール。頂上付近には、公園の中核となる「祈りの場」(750平方メートル)を整備し、犠牲者の名前を刻んだ銘板などを設ける。
 銘板のデザインや公園全体の配置に関し、市内外から一般公募。来年3月に検討委が審査を実施し、採用するデザインを決める。
 川島委員長は「単なるハード整備にするのではなく、市民の意見を広く取り入れた公園の在り方を探ってきたい」と話した。
 総事業費は4億3100万円。市の負担は9900万円で、うち5000万円はクラウドファンディングを活用する方針。(引用は以上)

公募はプロ、アマを問わずということですが、モニュメントのデザインとなるとちょっとハードルが高いかな。でもな、小さなころに遊んだ場所のことだしな。募集要項を見てから考えてみようか。などと思ってみたりしているところです。

復興祈念公園用地が陣山に決定された経緯などはつぎのブログにまとめてあります。ご参考になればと。今週はこれにて。

2016年3月9日ブログ「陣山から復興祈念」
2017年6月23日ブログ「震災復興祈念公園」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼気仙沼中学復興祈念公園陣山

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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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