マルナリ植木実君
気仙沼市が、商工業の発展に寄与した技能者を表彰する「技能功労者」、今年は6名が選出されたとのこと。そしてその中に、同級生 植木実君(3年9組)の名がありました。11月29日の三陸新報に記事が掲載されていましたので紹介します。

三陸新報の11月29日記事の一部イメージ
記事を以下に引用します。
〈 父の成次さん(故人)が創業した「マルナリ植木商店」(現マルナリ水産)に従事したのは21歳の時。それまでは横浜で自動車整備工をしていた。「店が軌道に乗ってきたので父から帰郷を勧められて。長男の宿命だね」と笑う。
以来、サバやイカなどの酢漬け、マグロやワカメのつくだ煮など、気仙沼港産の水産物を使った加工品の製造に携わり、技術を磨いた。
現在、主力となっている「さんま昆布巻」は、1990年に自身が開発した商品。魚が苦手な子供たちのために骨まで軟らかいものを---と作ったが、思いのほか年配者から好評を得た。今も年末年始の贈答品として人気がある。
東日本大震災で川口町の工場が全壊し、その1年半後に松崎前浜の仮設施設で再開した。販路を失い、一時はやめようかと考えたが、客が寄せた注文の電話で奮起した。
仮設施設は狭く、酢漬けのたるが置けない。現在は昆布巻だけの製造だが、本設に向けて日々汗を流している。「受賞は青天のへきれき。受けないと次の人に回っていかないので」と語る。〉(引用は以上)
植木実君の昆布巻については、これまでも紹介してきました。たとえば次のブログ。
2015年1月8日ブログ「植木実君の昆布巻」
2016年12月2日ブログ「さんま昆布巻受賞」
1990年に実君自身が開発した商品とのことなので、もう27年にもなるのですね。ロングセラーというか気仙沼物産の定番商品のひとつでしょう。
私は実君の「受賞は青天のへきれき。受けないと次の人に回っていかないので」というコメントが気に入りました。実に彼らしい言葉。その表情を声とともに思い出します。表彰式は本日11月30日、サンマリン気仙沼ホテル観洋にて。植木実君のこのたびの受賞を心からうれしく思いました。受賞者の皆様にお祝いを申しあげます。おめでとうございました。

三陸新報の11月29日記事の一部イメージ
記事を以下に引用します。
〈 父の成次さん(故人)が創業した「マルナリ植木商店」(現マルナリ水産)に従事したのは21歳の時。それまでは横浜で自動車整備工をしていた。「店が軌道に乗ってきたので父から帰郷を勧められて。長男の宿命だね」と笑う。
以来、サバやイカなどの酢漬け、マグロやワカメのつくだ煮など、気仙沼港産の水産物を使った加工品の製造に携わり、技術を磨いた。
現在、主力となっている「さんま昆布巻」は、1990年に自身が開発した商品。魚が苦手な子供たちのために骨まで軟らかいものを---と作ったが、思いのほか年配者から好評を得た。今も年末年始の贈答品として人気がある。
東日本大震災で川口町の工場が全壊し、その1年半後に松崎前浜の仮設施設で再開した。販路を失い、一時はやめようかと考えたが、客が寄せた注文の電話で奮起した。
仮設施設は狭く、酢漬けのたるが置けない。現在は昆布巻だけの製造だが、本設に向けて日々汗を流している。「受賞は青天のへきれき。受けないと次の人に回っていかないので」と語る。〉(引用は以上)
植木実君の昆布巻については、これまでも紹介してきました。たとえば次のブログ。
2015年1月8日ブログ「植木実君の昆布巻」
2016年12月2日ブログ「さんま昆布巻受賞」
1990年に実君自身が開発した商品とのことなので、もう27年にもなるのですね。ロングセラーというか気仙沼物産の定番商品のひとつでしょう。
私は実君の「受賞は青天のへきれき。受けないと次の人に回っていかないので」というコメントが気に入りました。実に彼らしい言葉。その表情を声とともに思い出します。表彰式は本日11月30日、サンマリン気仙沼ホテル観洋にて。植木実君のこのたびの受賞を心からうれしく思いました。受賞者の皆様にお祝いを申しあげます。おめでとうございました。
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア