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谷川さんの「言葉」

5月2日の朝日新聞夕刊掲載の谷川俊太郎さん「5月の詩」。


言葉


何もかも失って
言葉まで失ったが
言葉は壊れなかった
流されなかった
ひとりひとりの心の底で

言葉は発芽する
瓦礫の下の大地から
昔ながらの訛り
走り書きの文字
途切れがちな意味

言い古された言葉が
苦しみゆえに甦る
哀しみゆえに深まる
新たな意味へと
沈黙に裏打ちされて



毎月のはじめに掲載される谷川さんの「◯月の詩」。いつも楽しみにし読んでいますが、今月はとくに心にしみました。
新聞記事引用の著作権の扱いとかが気になりますが、朝日新聞5月2日付夕刊をぜひご覧くださいとのPRということで紹介させていただきました。

新聞ではルビがふられていましたが、ちょっと難しい漢字がありましたね。
「甦る」は「よみがえる」。「訛り」は「なまり」だそうです。「哀しみ」は「かなしみ」。わざわざ小田に言われなくてもわかってるって。だよね、失礼。
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気中20/小田

Author:気中20/小田
このブログは、東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/71~72歳)たちを支援する首都圏在住者「気中20回生支援会」ブログとして始めました。いまは、気仙沼出身東京在住者による気仙沼情報ブログとして、魚町育ちの小田(気中3年8組)が書いています。

Twitter: @kechu20

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