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恵比寿像が持つ魚

10月14日の読売新聞夕刊に、気仙沼の神明崎にあった恵比寿(えびす)像再建に関する記事が掲載されていました。別記事〈LENS被災地発〉と共にご紹介。

えびす像

読売新聞10月14日夕刊より


記事内容は、9月27日のブログで紹介した三陸新報記事と同様でしたが、2代目の恵比寿像の復活年月に違いがありました。初代の恵比寿像は1932年(昭和7)に建立されるも1943年には太平洋戦争の弾丸用に供出されました。ここまでは2紙とも同じ内容。しかし、2代目の復活を読売新聞では1989年(昭和64あるいは平成元年)としているのに対し、9月23日の三陸新報は1988年(昭和63)12月に建立としています。

像の完成日と儀式挙行日の違いでしょうか。いずれにしても、恵比寿像の沿革として明確にして欲しいところです。いつもの〈気仙沼文化史年表〉には記述がありませんでした。

もうひとつ、おやっと思ったことがありました。三陸新報記事にあった、建立委員会委員長 臼井賢志さんの「3代目にはカツオを持たせたい」との話が読売記事にはありませんでした。〈委員会は初代、2代目の姿を踏襲して復元する考えだ〉と。以前と同じように鯛を持たせる方針となればうれしいのですが。

前のブログには書きませんでしたが、恵比寿像にカツオを持たせるという考えには賛成できません。神像や仏像などには衣から持ち物にいたるまで、守らなければならない〈約束事〉があります。もしカツオを持たせたら、恵比寿に似て非なるものになるのではとのおそれを感じるべきでしょう。

ウィキペディアの〈えびす信仰〉記述のトップには神明崎の2代目恵比寿像の写真が掲載されています。代表的な恵比寿像ということでしょうか。もし3代目にカツオを持たせたいという意見が多くあれば、魚町出身で漁労文化、民俗に詳しい東北大学教授川島秀一さんに相談してみてはいかがでしょう。強く反対すると想像しています。駅前におく観光シンボル像とは違いますよと。

9月27日ブログ「恵比寿像復活計画」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気仙沼中学 恵比寿像 神明崎

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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