Xmasの甘き香り

一昨日12月24日の気仙沼復興商店街「南町紫市場」のグランドオープン、そして続く昨25日も大盛況だったようです。よかったですね。ネット上の会場写真をみると、クリスマスということもあって、素敵な女性がサンタクロース姿でお手伝いをしています。ボランティアの方々もこのオープニングをいろいろと手伝ってくださったようです。いつも本当にありがとうございます。

田中前で店を再開した小山隆市君(3年6組)のコヤマ菓子店も、クリスマスケーキの予約数が昨年以上だったそうですよ。なによりのことです。

50年近く前、私たちが小学生のころ、クリスマスが近くなるとお菓子屋さんの店頭に大きなデコレーションケーキが飾られました。通学の朝、私の家は魚町でしたので、まずは「いもや」のケーキをながめます。そして、大堀銀座交差点角の玩具店「ナガサワ」のクリスマスの飾りに彩られたウィンドウを見たあと、南町紫神社前のいかせんべい「谷村」菓子店のケーキを採点します。

だいたいは、当時の気仙沼の大店(おおだな)「いもや」のデコレーションケーキの方が大きく華やかだったような記憶があります。でも、たまに「今年は谷村のほうがいい」こともあったようです。

「イモヤノヨリ、チョットチャッコイケント、コイヅノホウガイイ」

単なる大きさ高さの競争ではなく、ちょっと小さいけれど、谷村のケーキのほうに品の良さとかクオリティ感を感じることがあったのかもしれません。オダ君の成長のあかし。

小学校高学年か中学になると、母がケーキを焼いてくれるようになりました。「ピース」印のガスレンジ上置きタイプの天火(てんぴ/オーブンのことね)を使いました。
はじめはバタークリームです。私も平たいステンレスの口金からクリームを絞り出し、バラの飾りに挑戦しましたが、なんか開ききったハスみたいなバラになりました。
何年かたつと生クリームが登場。当時の気仙沼では、お店では生クリームを売っていませんでした。毎朝の配達をお願いしている牛乳屋さんに前もって頼んでおくのです。すると赤い字で「吉田牛乳店」と記されたいつもの瓶に入った生クリームが、イブの日に届くという段取りです。

それと、思い出すのはクリームかスポンジにたらすバニラエッセンス。まさにケーキのおいしさのエッセンスが詰まっていました。今でもあの小さなキャップをはずした瓶の香りをかぐだけで、かなり気持ちよくなれるはずです。甘く危険な香り(笑)。

マドレーヌに一滴たらし、紅茶にひたして食べてみましょうか。
きっと、失われた幼いころの記憶がよみがえってくるでしょう。
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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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