ユニバーサルラブ
5月3日のFM「J-WAVE」で、ゴールデンウィークスペシャル「UNIVERSAL LOVE」という番組放送がありました。午前9時から午後6時近くまで、ミュージシャンのグローバーさんが7人のゲストを迎えてトークと音楽を楽しむというこの特別番組に気仙沼出身の畠山美由紀さんが出演したのです。

番組サイトより(クリックでサイトにジャンプ)
私は当日の放送ではなく、翌日にネット放送「radico/ラジコ」のタイムフリー機能を利用して聴きました。この放送内容がとてもよかったので、本日ご紹介。
はじめは、新曲「会いに行く」の音源が紹介されました。初オンエアとのこと。とてもいい。9月リリース予定のアルバムに収録されるそうです。続いて美由紀さんのスタジオ生ライブ。小池龍平さんがギターとコーラスで参加しました。1曲目が「テネシーワルツ」。2曲目は「わが美しき故郷よ」。
2曲を歌いおえての数秒間は、なんていうんだろう心が満たされるというか、しみじみとした印象が残りました。グローバーさんも同じ感覚をおぼえたと思います。つぎのように続けていました。
(グローバーさん)ボクなんか地元は横浜のタンボの中なんですけど、テネシーのワルツを想像しながら、どうして自分のふるさとを思い出すんだろうとか思いながら聴いてて。音楽って不思議だなあと思ってて……。
(美由紀さん)不思議ですよねええ。
(グローバー)それでそのまま、「わが美しき故郷よ」。これは畠山さんの心の中にある故郷の景色を紡いでいるんですけど、やっぱりボクは自分のふるさとを、自分の子供(のとき)を思い出して。
(美由紀)いやあ、それはすごくうれしいです。いやあ、なんかね、ほら、自分の故郷を(曲として)つくって歌っているんですけど、ライブの時も、あくまでみなさんのそれぞれの景色を思い浮かべていただけるとホントうれしいなと思うので。うれしいです。そう聴いていただけると。
(グローバー)聴いてるみなさん。どうですか。ボクと同じじゃないですかね。なんか自分のふるさと、自分の子供のときを思い出して、ああぁと思いました。(発言紹介は中断)
このミニライブ後のやりとりのあと、グローバーさんが美由紀さんに、気仙沼のおすすめスポットをたずねました。美由紀さんはまず、ジャズ喫茶〈ヴァンガード〉をあげてくれました。そして、気仙沼ではなく大船渡のお菓子ですがと前置きして〈かもめの玉子〉も。美由紀さんは〈すんごくおいしい〉と(笑)。このあと、グローバーさんが〈あらためて、「ユニバーサル・ラブ」というキーワードで思うことはなんでしょう〉と美由紀さんにたずねます。
(美由紀)これ、ぱっと見て思ったんですけど、なんか、ユーモアかなあって、ちょっと思ったんですよねえ。やっぱなんかこう、緊張する場面とかシチュエーションでも、なんとなくちょっと、そういう笑いがあると、あ、ほぐれるなあと思うし、ほら、なんか、私たちもリハーサルの現場とか本番とかいって、そういう雰囲気になると一気に音楽も良くなったりするし。なんかそれ、重要なことかなあってとか思って。ちょっとした駄洒落でもいうとか(笑)。結構すきなんですよね。(発言紹介は以上)
この特別番組のタイトルとテーマは〈ユニバーサル・ラブ〉。個別的な愛ではなく、普遍的というかみんなへの愛といったところでしょうか。番組サイトでは、〈自分のことだけじゃなく、誰かのことをちょっと考えてみること。それがUNIVERSAL LOVEな気持ちの始まり〉と記していました。
美由紀さんは、このテーマをしっかりと踏まえて出演し発言していたように思います。冒頭に自分を紹介するときにも、出身を〈気仙沼〉ではなく〈東北〉と語り、それを受けたグローバーさんが、〈宮城県気仙沼の〉と補足していました。美由紀さんが自身で〈気仙沼〉と語らなかったことは、ライブ後の〈わが故郷=気仙沼〉ではなく〈みなさんのそれぞれの景色〉を思い浮かべていただけるとうれしい〉という言葉につながっています。〈ヴァンガード〉に続いて大船渡の〈かもめの卵〉をあげたのも、このユニバーサルなラブなのか。それとも何周か回った後の〈ユーモア〉か(笑)。
この番組は、ネット放送「radico/ラジコ」のタイムフリー機能で放送後1週間は聴くことができます。計算上は5月10日(水)の午後3時まで。ただ、3時間という聴取時間制限があり、私はもう聴くことができませんでした。エリア制限もあるから気仙沼で聴くにはプレミアム会員登録が必要かもしれません。下のサイトをクリックしての2時間経過して2:05:45秒あたりに美由紀さん登場です。
UNIVERSAL LOVE 2017(PART3)
最後になりましたが、この番組の正式タイトルは「J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL MITSUBISHI CORPORATION presents UNIVERSAL LOVE 2017」。そして提供スポンサーMITSUBISHI CORPORATIONは三菱商事さんです。同社グループの気仙沼などへの支援活動については、4月5日のブログにも書きました。この番組への美由紀さんのキャスティングについても同社の行き届いた配慮が感じられます。
三菱商事グループの皆様のご配慮、ご支援に対し末尾ながら、あらためてお礼を申し上げます。
4月5日ブログ「白いカンバス」

番組サイトより(クリックでサイトにジャンプ)
私は当日の放送ではなく、翌日にネット放送「radico/ラジコ」のタイムフリー機能を利用して聴きました。この放送内容がとてもよかったので、本日ご紹介。
はじめは、新曲「会いに行く」の音源が紹介されました。初オンエアとのこと。とてもいい。9月リリース予定のアルバムに収録されるそうです。続いて美由紀さんのスタジオ生ライブ。小池龍平さんがギターとコーラスで参加しました。1曲目が「テネシーワルツ」。2曲目は「わが美しき故郷よ」。
2曲を歌いおえての数秒間は、なんていうんだろう心が満たされるというか、しみじみとした印象が残りました。グローバーさんも同じ感覚をおぼえたと思います。つぎのように続けていました。
(グローバーさん)ボクなんか地元は横浜のタンボの中なんですけど、テネシーのワルツを想像しながら、どうして自分のふるさとを思い出すんだろうとか思いながら聴いてて。音楽って不思議だなあと思ってて……。
(美由紀さん)不思議ですよねええ。
(グローバー)それでそのまま、「わが美しき故郷よ」。これは畠山さんの心の中にある故郷の景色を紡いでいるんですけど、やっぱりボクは自分のふるさとを、自分の子供(のとき)を思い出して。
(美由紀)いやあ、それはすごくうれしいです。いやあ、なんかね、ほら、自分の故郷を(曲として)つくって歌っているんですけど、ライブの時も、あくまでみなさんのそれぞれの景色を思い浮かべていただけるとホントうれしいなと思うので。うれしいです。そう聴いていただけると。
(グローバー)聴いてるみなさん。どうですか。ボクと同じじゃないですかね。なんか自分のふるさと、自分の子供のときを思い出して、ああぁと思いました。(発言紹介は中断)
このミニライブ後のやりとりのあと、グローバーさんが美由紀さんに、気仙沼のおすすめスポットをたずねました。美由紀さんはまず、ジャズ喫茶〈ヴァンガード〉をあげてくれました。そして、気仙沼ではなく大船渡のお菓子ですがと前置きして〈かもめの玉子〉も。美由紀さんは〈すんごくおいしい〉と(笑)。このあと、グローバーさんが〈あらためて、「ユニバーサル・ラブ」というキーワードで思うことはなんでしょう〉と美由紀さんにたずねます。
(美由紀)これ、ぱっと見て思ったんですけど、なんか、ユーモアかなあって、ちょっと思ったんですよねえ。やっぱなんかこう、緊張する場面とかシチュエーションでも、なんとなくちょっと、そういう笑いがあると、あ、ほぐれるなあと思うし、ほら、なんか、私たちもリハーサルの現場とか本番とかいって、そういう雰囲気になると一気に音楽も良くなったりするし。なんかそれ、重要なことかなあってとか思って。ちょっとした駄洒落でもいうとか(笑)。結構すきなんですよね。(発言紹介は以上)
この特別番組のタイトルとテーマは〈ユニバーサル・ラブ〉。個別的な愛ではなく、普遍的というかみんなへの愛といったところでしょうか。番組サイトでは、〈自分のことだけじゃなく、誰かのことをちょっと考えてみること。それがUNIVERSAL LOVEな気持ちの始まり〉と記していました。
美由紀さんは、このテーマをしっかりと踏まえて出演し発言していたように思います。冒頭に自分を紹介するときにも、出身を〈気仙沼〉ではなく〈東北〉と語り、それを受けたグローバーさんが、〈宮城県気仙沼の〉と補足していました。美由紀さんが自身で〈気仙沼〉と語らなかったことは、ライブ後の〈わが故郷=気仙沼〉ではなく〈みなさんのそれぞれの景色〉を思い浮かべていただけるとうれしい〉という言葉につながっています。〈ヴァンガード〉に続いて大船渡の〈かもめの卵〉をあげたのも、このユニバーサルなラブなのか。それとも何周か回った後の〈ユーモア〉か(笑)。
この番組は、ネット放送「radico/ラジコ」のタイムフリー機能で放送後1週間は聴くことができます。計算上は5月10日(水)の午後3時まで。ただ、3時間という聴取時間制限があり、私はもう聴くことができませんでした。エリア制限もあるから気仙沼で聴くにはプレミアム会員登録が必要かもしれません。下のサイトをクリックしての2時間経過して2:05:45秒あたりに美由紀さん登場です。
UNIVERSAL LOVE 2017(PART3)
最後になりましたが、この番組の正式タイトルは「J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL MITSUBISHI CORPORATION presents UNIVERSAL LOVE 2017」。そして提供スポンサーMITSUBISHI CORPORATIONは三菱商事さんです。同社グループの気仙沼などへの支援活動については、4月5日のブログにも書きました。この番組への美由紀さんのキャスティングについても同社の行き届いた配慮が感じられます。
三菱商事グループの皆様のご配慮、ご支援に対し末尾ながら、あらためてお礼を申し上げます。
4月5日ブログ「白いカンバス」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア