気仙沼版「DMO」

4月25日の三陸新報に、「気仙沼観光推進機構」設立の記事が掲載されていました。

4:26気仙沼dmo
三陸新報4月25日記事の一部イメージ

「稼げる観光地づくり」を目的とした気仙沼版DMOの中枢となる「気仙沼観光推進機構」が4月24日に設立されたという記事です。私はちょっと扱いが小さいなと印象を受けました。図解などがないとちょっとわかりにくいかもしれません。

「気仙沼観光推進機構」は、気仙沼の総合的な観光施策の意思決定機関/中核組織です。同時に、その事務局として一般社団法人「気仙沼地域戦略」も設立されました。この「気仙沼地域戦略」には、一般社団法人「リアス観光創造プラットフォーム」も発展的に統合されるのかなと推測しています。いずれも理事長は気仙沼商工会議所会頭の菅原昭彦さんです。そして、この「気仙沼観光推進機構」に気仙沼市や各種の商工団体、観光団体、NPO・市民活動団体、市民などが参画して〈観光で稼げる地域経営〉の施策を企画・実行していきます。

三陸新報は、DMOを〈地域経営〉と説明しているのですが、これはちょっと誤解を与えるのではないか。やはり〈観光〉というテーマを明確にしたいところです。私は2016年のブログ「DMO先進地視察」でつぎのように説明しました。

「DMO」は、Destination Marketing/Management Organization。冒頭のデスティネーションは、旅行目的地のことです。この言葉自体がややこしい。2013年の春に仙台・宮城で行われたデスティネーション・キャンペーン(DC)というのも、早い話が観光キャンペーン。DMOも〈マーケティングや経営の視点から観光地域づくりをおこなう組織〉といってよいでしょう。そして今、国/観光庁が推進している「日本版DMO」は、地域を活性化させる観光のビジネスモデルの形成をめざすものです。(引用は以上)

私ならいまDMOの和訳をどうするか。〈地域経営〉を生かすのであれば〈観光地域経営組織〉かな。なかなか難しいのですが〈気仙沼観光推進機構〉という組織名はよく考えられていると思います。いろいろと苦労したことでしょう。

参考として観光庁の説明を記しておきます。日本版DMOは〈地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人〉です。

DMOの説明が長くなってしまいましたね。気仙沼版DMO「気仙沼観光推進機構」の重要施策のひとつ、ポイントカード「気仙沼クルーカード」については明日にしようと思います。どうぞよろしく。
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼観光推進機構 DMO 気仙沼地域戦略

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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