日本自然保護大賞

2月22日の三陸新報〈リレー随想〉は、三浦友幸さんでした。大谷海岸の防潮堤計画に対して、地域住民という立場から再考を求める活動をされてきた方です。

三浦友幸随想
三陸新報2月22日〈リレー随想〉の一部イメージ

大谷海岸の防潮堤については、昨年7月末に、砂浜に防潮堤をつくらず、海岸の背後の国道45号線と内陸部をかさ上げして防潮堤を兼ねた〈兼用堤〉とする見直し案が県から示され、住民も了承しました。この経緯を三浦さんはつぎのように書いています。

〈大谷海岸の防潮堤に関する署名活動から4年、大谷地区のまちづくり協議会「大谷里海(まち)づくり検討委員会」が立ち上がって2年。時間はかかったものの、ずっと不可能だと言われ続けてきた計画が、あと少しで現実になろうとしている。

大谷地区も、防潮堤に関してはさまざまな意見がある。その中で大きな対立構造をつくらずに、地域として一つの答えを出すことができた。そして、住民要望を受けた各行政機関の方々がさまざまな知恵をしぼり、実現に向けできる限りの努力をしてきてくれた。〉(引用は以上)

三浦さんは、署名活動のころから活動にたずさわり、現在は大谷里海づくり検討委員会の事務局として活動しているそうです。2013年6月に東京大学駒場キャンパスで防潮堤に関するシンポジウムが開かれたとき、三浦さんもパネラーとして参加していました。自分の考えを声高に主張するのではなく、抑制した語り口が印象に残りました。リレー随想でも、自らの働きよりも、行政も含めて協力いただいている団体や仲間たちへの感謝の気持ちが感じられます。そして、その文章は〈私は相変わらず迷い、学びながら走り続けている〉と結ばれます。

そして、ここからが本日の本題。大谷地区振興会連絡協議会と大谷里海づくり検討委員会は、公益財団法人 日本自然保護協会の平成28年度「日本自然保護大賞」の選考委員特別賞を受賞しました。授賞は〈東日本大震災後の気仙沼市大谷海岸での取存続と防潮堤計画の変更〉に対してです。2月19日には東京・大手町で記念シンポジウムが経団連自然保護協議会の協賛や環境省の後援などを得て開催されました。三浦さんも参加して活動を紹介したはず。この受賞について、三陸新報ではまだ紹介してないようですね。見落としたか。

調べてみたら、三浦友幸さんは気仙沼高校51回生です。記事の筆者紹介によれば36歳、山形大学理学部卒業とありました。ありゃま、〈あさひ鮨〉役員をつとめる佐々木徹君(3年1組)の後輩じゃないの。徹ちゃん、知ってたかなあ。

これからも活動が続いていくことと思いますが、三浦友幸さんはじめ大谷地区振興会連絡協議会と大谷里海づくり検討委員会の皆様にお祝いを申し上げます。受賞、おめでとうございました。大変うれしく思っております。

2016年8月3日ブログ「大谷防潮堤の続報」
2013年6月14日ブログ「駒場で防潮堤再考」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 大谷里海づくり検討委員会 三浦友幸 防潮堤

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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