魚市場前の防潮堤

きょうから12月か。これから年末までが早いんだよね。

さて11月28日(月)、気仙沼魚市場前に計画されている防潮堤の説明会が開かれました。29日の河北新報でその概略は承知しておりましたが、月曜休刊の三陸新報も30日に報じましたので、その記事をご紹介します。

魚市場前防潮堤
三陸新報11月30日記事の一部イメージ

三陸新報記事の主要部分を以下に引用します。

「 防潮堤は、魚市場の北桟橋から現在建設中の南側施設付近までの延長1.3kmで、海抜5m(地上高3.2m)。魚市場隣接のトラックヤードと、その背後の臨港道路との間に計画されている。
 県は昨年6月の説明会で出された意見や、魚市場利用者らの考えを踏まえ、計画を一部修正。防潮堤を臨港道路側に寄せて、トラックヤードと場内道路の敷地を3m拡幅した。
 場内外を確認できるように防潮堤壁面に設けるアクリル窓も、約4m間隔で設置して数を増やすなど視認性を高めた。」(引用は以上)

河北新報の記事には、魚市場前の防潮堤の位置を示す地図も掲載されていました。参考までこれも引用。

河北地図
河北新報11月29日配信記事より

気になるのは関係者の合意についてです。三陸新報によれば、説明会には関係者ら約50人が出席し、いくつかの質問も出たとのことですが、県としては、一定程度の理解を得たとして着工に向けた事務手続きに入るそうです。また、29日付けの河北新報も、「県側の『魚市場の機能が損なわれない構造にする』との説明に出席者から目立った異論は出ず、県は建設計画を前進させることにした」としています。

しかし、28日のNHKのニュースはちょっと違うニュアンスを加えてつぎのように締めくくっています。「気仙沼漁業協同組合は『計画に合意したという認識はない』としていますが、県は来年4月以降に工事を始め平成30年度末の完成を目指すことにしています」

県は〈一定程度の理解を得た〉〈前に進めることにはOKをいただいた〉〈計画の基本的な部分には合意を頂けた〉と。そして漁協は〈計画に合意したという認識はない〉と。大丈夫なのかなあ。この会はあくまで〈説明会〉ですから、計画に対してどのような権限や影響力を持つのかわかりません。しかし、こうした曖昧な了解では問題が蒸し返されることもあるのではないか。私は〈関係者〉ではありませんが、とても気になりました。

それともうひとつ。魚市場と南町の中間にある港町地区の防潮堤計画はその後どのようになっているのでしょう。商港岸壁などがある朝日町の防潮堤はすでに建設が進み、魚市場前もこうした状況だと、県としては港町だけ低くするわけにはいかないといった話になってくるのでは。現地気仙沼ではどのような感じなのでしょう。東京からは以上です。

11月28日放送NHK宮城ローカルニュース(動画あり)
河北新報11月29日配信記事
スポンサーサイト

テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤 防潮堤を勉強する会

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示