謙さんと克彦さん

10月14日(金)の午後6時より気仙沼市港町のK-portで、渡辺謙さんとアーチスト日比野克彦さんのトークイベントがありますのでご紹介します。9日の三陸新報も記事にしていました。まずは9月30日付けK-portのフェイスブックの画像を紹介。

日比野さん
画像クリックで、K-portのフェイスブックにジャンプ

以下に謙さんの案内文を引用します。

謙です。今年7月、スペインのバルセロナに行く機会がありました。サグラダファミリアを見たいという単純な動機でしたが、ダリ、ピカソなど素晴らしいアートと出会う旅になりました。そして何より、街のあちこちに、生活のすぐそばにアートが転がっていることに心を動かされました。

「これだ、これ、気仙沼でも出来るはずだ」そう感じました。アート(芸術)というと、額縁に入って、息を凝らして拝見しなくちゃ、そんな風に思いがちです。でも、普通の生活の中に常にあることが大切なんじゃないでしょうか。

K-portの近くに素敵な施設が出来ると聞き、街ごとアートにラッピング出来ないかなあ、そんなことで、友人たちと盛り上がりました。そこでK-portを発信元にして何かしていこう、その第一弾として、日本のアートの第一人者、日比野克彦さんをお招きして、一緒にその夢を紡いでいく糸作りをしようと思っています。どうぞご参加ください。

◎日比野克彦X渡辺謙トークセッション
「街にアートがやってくる、なんてどう?」
日時:10月14日(金)午後6時より
場所:K-port
参加料:500円(ワンドリンク付き)
参加人員:先着60名さま
予約:K-portまで 0226-25-9915
(引用は以上)


日比野克彦さんは、東京藝術大学在学中から段ボールを素材にしてのPOPな造形やイラストレーションを発表して高く評価されました。当時の若手アーチストのスター的な存在。そして20年程前、東京藝大の助教授になった頃からは、個人の表現活動だけでなく、ワークショップやプロジェクト的な活動に軸足を移していったように感じます。10年ほど前からは同大の教授で、今は美術学部長もつとめています。

私は2002年、目黒美術館の「日比野克彦展」に行きました。そこで、初期の〈段ボールアート〉などをとても楽しく懐かしく見たのですが、最近作として展示された作品を見たときには、なんというか表現者としての苦悩というか迷いみたいなものを強く感じました。そして、他者や社会との関わりのなかにアートの意味を見出そうとする方向への日比野さんの転向が理解できたような気もしたのです。

〈小田くん、あんまり、りぐづかだんすな〉

すみません。(気仙沼以外の人に説明しておくと、理屈かだんすな=語るんすな=語るな)

今回の企画を知って、日比野さんには、ぜひ気仙沼の今の〈風景〉をよく見て欲しいと思いました。そして、リアス・アーク美術館の常設展〈東日本大震災の記録と津波の災害史〉も是非に。今年2月、2002年の「日比野克彦展」と同じ目黒美術館に気仙沼の被災物が〈もの〉として置かれたこともなにかのご縁です。それと、できれば近郊各所のツリーハウスも。これもアートという視点でとらえれば素晴らしい〈表現作品〉になっています。付け加えれば〈3月11日からのヒカリ〉プロジェクトも同様です。

リアス・アーク美術館の山内宏泰さん、そして東北ツリーハウス観光協会の事務局長 斉藤道有さんは、いずれも宮城教育大学における高山登(たかやま・のぼる)さんの教え子です。そして高山さんは、宮教大の後に東京藝大で教授をつとめています。私の計算によれば、2006年に同じ美術学部先端芸術表現科で高山教授そして日比野助教授としての接点があったはず。距離感は別としてよくご存じのはずなのです。

話が長くなってしまったのでこの辺にしますが、10月14日(金)には、ぜひK-portへお出かけください。渡辺謙さんと日比野克彦さんの話をじかに聞ける機会など滅多にないこと。それも500円(ワンドリンク付き)で(笑)。気仙沼のみんながうらやましい。

誰か、気仙沼では高山登さんの教え子が活動していることを日比野さんに伝えてくださいね。〈高山登〉という人名ひとつで、気仙沼を見る目や聴く耳がちょっと違ってくると思う。私が保証します(ちょっとあてにならないけれど)。

日比野さん、そして謙さん、10月14日、どうぞよろしくお願いいたします。

2015年8月14日ブログ「高山登の教え子達」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 渡辺健 日比野克彦 K-port

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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