目黒さんま祭報告

本日は、おととい9月18日(日)に行われた〈目黒のさんま祭〉の報告です。今回は、〈あさひ鮨〉の佐々木徹君が上京せずということで、私たちも時間を決めての参集はせずにそれぞれにということにいたしました。私は9時半の開会式からお昼すぎまでを会場で過ごしました。祭の様子を写真とともに紹介します。(写真は画像クリックで拡大)

開会式には気仙沼から菅原市長と熊谷市議会議長、さんま祭気仙沼実行委員会からは松井会長が出席。市長の脇に座っている人は誰かなと思ったらタモリさんでした。座っているときのイメージは、目黒区在住の森田一義さん(71)といった感じ。今回は6月に就任した「めぐろ観光まちづくり協会」名誉会長としての出席です。

1 3人 2 タモリ

座っているときには地味なフツーの感じでしたが、挨拶に立つとやはりさすがでした。まずは例の中国語(風)で話を始めます。これは先に挨拶にたった区立中学の生徒ふたりが後半の話を英語で行ったことを受けたもの。話の詳細は略しますが、さんま祭の行列について、〈サンマ1匹のために、いったい何人の人が集まるんだろう。戦後は、まだ終わってないなと思いました〉との言葉にはみんな大笑い。これはフジテレビのニュースでも紹介されたようです。5分ほどの話だったと思いますが、引き受けた役割を期待通りにきちんと果たすという姿勢に感心いたしました。

来賓の方々の(ちょっと長い)話の後は、殿様に扮した目黒区青木区長がさんまを食し〈さんまは気仙沼にあがったものを目黒で食べるにかぎるのう〉みたいなことを言う献上式で開会式は終了。それを受けて気仙沼の〈どや節〉が披露され、さんま焼きが開始となりました。当初は5000尾予定だっと思いますが、当日のNHKやTBSのニュースによれば7000尾が提供されたとのことです。少し小ぶりなので量を増やしたか(笑)。

3 どや節 4 さんま焼き

この日の午前中は小雨が降ったりあがったりという天気でした。そのため、さんまを食べるテント脇でのイベントも空模様をながめながらの進行になりました。それでも、私が楽しみにしていた〈馬篭(まごめ)ばやし〉と〈明戸(あけと)虎舞〉を見ることができました。

まずは馬篭小学校の児童による〈馬篭ばやし〉です。菅原市長は開会式で挨拶のなかで、馬篭小学校は来年4月に津谷小学校に統合されるが、うちばやしなどの伝承はしっかりとやっていきたいと語っていました。東京の人たちにどれだけ伝わったかは別として、この紹介はとてもよかったと思う。

5 馬篭小学校 6 男子

馬篭ばやしの後半には虎舞が登場。2匹目の虎の中に入っていたのも馬篭小の生徒だったようです。馬篭小としての最後の演技ということもあってか、私の隣に立っていた菅原市長もさかんに拍手をおくっていました。

7 虎入場 8 虎2匹

9 握手 10 虎記念

空模様をながめながらのしばしの休憩のあと、今度は岩井崎の明戸(あけと)虎舞です。一昨年のさんま祭にも来てくれました。そのときに知り合ったご年輩(2枚目の写真の後方の方)のお話では、震災の津波で沢山の太鼓が流されてしまったが、様々な支援を得てこうして太鼓をたたけるようになったとのことでした。

11 明戸 12明戸男

13明戸虎 14後から

以上が気仙沼のふたつの伝統芸能の披露。天気がよければ2度の演技を予定したようですが、雨模様のために1度のみ。太鼓の皮に雨があたると大変です。

こうした演技の一方、会場には気仙沼をはじめ各地の物産販売ブースがならび、どれも沢山の人でにぎわっていました。そのブース前に会場の外まで続く行列は気仙沼のさんまつみれ汁を待つ人達。一杯100円。いつも大人気です。

今年も同級生の荒木容子さん(3年10組)がお手伝いに来ていました。人混みの様子をながめながら、少し手があいたときに声をかけました。写真の右側は、松井会長の奥様えみこさん。毎年、本当にご苦労さまです。そして、さんま焼きの入口あたりに行ってみると、大勢の皆さんがさんまの焼き上がりを待っていました。

15荒木さん 16行列入口

気仙沼物産ブース前に、カネダイの佐藤俊輔さんがいたので声をかけました。彼が一所懸命にPRしていたのが〈気仙沼ホヤ醤油〉。〈kesemo(ケセモ)〉ブランドを展開する気仙沼水産資源活用研究会が、「気仙沼ホヤソース」の姉妹商品として開発しました。菅原市長の開会式挨拶の中でも、本日発売で食事スペースにも置いてあるので是非ご賞味をと紹介していました。

kesemo/気仙沼ホヤ醤油

お昼を過ぎ、そろそろ引き上げようかと思い、イベントスペースのほうに行くと、さきほど話をした明戸の年配の方が煙草を吸っていました。ご苦労さまでしたと声をかけ、〈岩井崎のあたりは津波でずいぶんやられてしまいましたね。被害はどうでしたか〉と聞くと、〈かあちゃんと孫をひとり亡ぐしたもの〉と。〈愛するかあちゃんを〉と少しおどけながら。余計なことを聞いて申し訳なかったなと思いながら〈それは大変でしたね〉というと、〈息子には考えすぎんなよと、かだってんだけんと〉と、母親と子供を失った息子さんをきづかいます。

私は〈どうぞ気をつけて気仙沼に帰ってください〉と伝えるのが精一杯。帰りの電車のなかで、〈皆さんのおかげで太鼓をたたけるようになった〉という言葉を思い出しました。どんな気持ちで太鼓をたたいていたのだろうかと。

ちょっと長くなりましたが、震災後6度目となった目黒のさんま祭の報告でした。

9月8日ブログ「目黒区のさんま祭」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 目黒のさんま祭

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(株)カネダイの佐藤俊輔と申します。

今回はkesemo商品「気仙沼ホヤ醤油」をご紹介頂きありがとうございます!

目黒のさんまでは試食の結果大好評を頂き、お陰様で予想以上の売上を達成することができました。

kesemoは気仙沼市内の会社が20社以上共同で研究開発を行っていますので難しいところもありますが、今後も気仙沼の新しい価値をご紹介できるような商品を作っていこうと思います。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

http://www.kanimonogatari.jp/
プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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