大谷防潮堤の続報

きのう8月2日の三陸新報が、大谷(おおや)海岸の防潮堤計画の見直しについてトップ記事で報じていました。

三陸 大谷海岸
三陸新報8月2日の記事の一部

内容は8月1日のブログでお伝えした河北新報7月30日付けの記事と同様ですが、よくわからなかった住民説明会での意見や反応についての記述がありました。その部分を以下に引用します。

住民ら約60人が出席した説明会では「一日も早く計画を進めてほしい」などの意見が出され、大筋で合意。2020年度の完成に向けて、調査や設計に入ることを了承した。
市への要望活動などを行ってきた大谷地区振興会連絡協議会の鈴木治雄会長は「これで砂浜が守られる。ここからは前に進むしかないので、一日も早く海水浴場を再開させてほしい」と話した。(引用は以上)

この大谷海岸の防潮堤は国の予算を受けて宮城県が計画しているものです。これとは別に気仙沼市が計画している防潮堤でも動きがあります。本吉町の蔵内漁港です。7月19日の三陸新報につぎの記事が掲載されました。

7,19防潮堤

三陸新報7月19日の記事の一部

これは、南三陸町歌津との境にある本吉町蔵内漁港草木沢地区の防潮堤計画です。12億8700万円の事業費で既に設計作業が進められているのですが、漁港の背後地にはもともと民家がなく、震災前は水田があったものの、現在は利用されていません。またJR気仙沼線のBRT専用道路は、計画堤防高よりも高い位置にあります。

しかし、市は「L1津波が発生した場合に公共交通機関の運行に影響を与える」として建設を決定しました。市は、公共交通機関も防潮堤によって「守るべきもの」としてきましたが、ここにきて、JR幹部から「BRTであれば避難が可能。守らなくてもいい」との発言があったそうです。この問題は6月の市議会でもとりあげられ、市長はJRの最終的な回答次第では計画の見直しも検討する方針を示したとのこと。

この計画の行方はまだわかりませんが、県による大谷海岸防潮堤と同じく、市の防潮堤計画でも動きがあるということで、お伝えしました。

追記:大谷海岸防潮堤の計画見直しについては、気仙沼市議会議員の今川悟さんの8月2日付けブログ記事に詳しい内容が記されています。是非ご覧ください。

今川悟市議ブログ8月2日記事

今川さんが、今回の計画見直しの8つのポイントのひとつとして「気仙沼市が住民の要望を積極的に支持。リーダーシップをとって国と県を動かした」ことをあげているのが印象に残りました。また、同じ大谷海岸でも、はまなす海洋館前はまだ計画が固まっていないとのことです。

8月1日ブログ「大谷防潮堤見直し」
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤 大谷海岸 蔵内漁港

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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