小中学校統合計画

きのう7月6日のブログで、気仙沼市の小中学校統廃合に関する〈気仙沼市義務教育環境整備計画〉についての市議会/全員協議会の議論紛糾について書きました。本日は、その計画内容を紹介します。

平成25年6月に〈気仙沼市義務教育環境整備計画〉として3段階に分けた学校統合計画が策定されています。この計画の背景にあるのは少子化です。たとえば、児童・生徒数が減少し、2つ以上の学年をひとつにした〈複式学級〉の解消などは喫緊の課題とされてきました。今回の計画見直しの概要はつぎのとおりです。

◎第2段階(平成27〜29年度)複式学級の解消などを目指す

水梨小を松岩小と、月立小を新城小と、小原木小を唐桑小と、それぞれ統合する時期を1年延期して平成30年4月とする。馬籠小を津谷と、小泉中を津谷中と統合する時期は当初の計画通り平成29年4月とする。

◎第3段階(平成30~33年度)適正規模・配置化を図る

以下の6校については、〈統合を検討します〉から〈平成33年度を目処に統合を進めます〉に見直されています。中井小を唐桑小に、大島小・中は大島架橋の完成を踏まえて鹿折小・中と、小泉小は津谷小に、条南中は気仙沼中と、大谷中は階上中と、それぞれ統合を進めます。昨日のブログで紹介した市議会での紛糾は、大谷中学の〈平成33年度を目処に、階上中学校との統合を進めます〉という文言に関してのものでした。

本年5月19日の気仙沼市総合教育会議を経て定めた「気仙沼市義務教育環境整備計画見直し」文書の末尾に小・中学校それぞれの統合計画表が掲載されていますので、引用します。第3段階での斜めの線は点線になっており、統合年度が確定されておりません。平成33年度を目処にしながらも、状況によっては早期にという表現でしょうか。(両表とも画像クリックで拡大します)

小学校

中学

「気仙沼市義務教育環境整備計画見直し」全18頁/PDFファイル

この表を見ていると、問題の複雑さやデリケートさを強く感じます。それぞれの学校の歴史や背景などがありますから、少子化だからしょうがないと簡単に納得できる話ではないでしょう。たとえば条南中学は、平成33年度(2021年)を目処にして気仙沼中学と統合する計画とされていますが、この先にも様々な議論があることだろうなと。

それだけに、教育委員会はじめ行政には、これまで以上の丁寧さで市民や住民、市議会に説明することが求められます。なかなか大変なこととは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、本年5月19日の気仙沼市総合教育会議での義務教育環境整備計画見直しについては、河北新報も報じています。こちらもご覧ください。

河北新報5月20日配信記事
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 松岩中 齋藤益男 気仙沼市義務教育環境整備計画 気仙沼市教育委員会

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各学校の児童生徒数は統廃合後でも淋しすぎだし、郊外地域の変化ばかりが大きく感じます。やっぱり気小・気中・九条・条南・松小・松中を閉校して学区をガラガラポンして鹿小・鹿中・新城・新月・面小・面中・そして条南中校舎を使う小学校に振り分けるぐらいのことから始めないと反発を買うばかりなんだと思います。こんどは魚町の皆さんをはじめ街場のみなさんから反発されることとは思いますが…(お立場有るでしょうからお返事コメントは要りません)
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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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