研究報告『鮪立』

本日の話題は、4月中旬に書こうと思いながら時が過ぎてしまい、ブログ掲載なしにしようかと思っておりました。しかし、5月23日の河北新報がとりあげていたので、これを好機としてご紹介。東北芸術工科大学の東北文化研究センターが発行した冊子『鮪立(しびたち)』です。

鮪立
冊子『鮪立』表紙イメージ

河北新報の記事を引用します。

冊子では江戸時代以降の集落の変遷に着目。漁業の変化や集落の祭り、旧家の年中行事を紹介する。
 鮪立は唐桑半島に位置する集落で、住民は漁業をなりわいとする一方、山の斜面に畑を切り開き半農半漁の生活をしてきた。
 調査は歴史遺産学科の学生ら15人ほどが2014~15年度に実施。聞き取りなどを基に「海と陸に拓いた暮らしの風景」「海辺での祈りのかたち」など6章構成の冊子にまとめた。
 「守る、あらためる 古館(こだて)屋敷」と題した章では、集落の旧家を紹介。学生が制作した間取り図や外観のスケッチを数多く使い、建物の特徴や、かつての生活の様子を解説する。
 東北文化研究センターの専任講師として指導に当たった中村只吾・現富山大准教授は「何もしなければ、人々の記憶は徐々に失われてしまう。集落が変化していく中で、この冊子が歴史を振り返るきっかけになればうれしい」と話す。(引用は以上)

このB5判52ページの冊子は、4月8日の三陸新報が記事にしており、私も早速入手しておりました。「東北一万年のフィールドワーク」シリーズの12番目のブックレットで、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「環境動態を視点とした地域社会と集落形成に関する総合的研究」プロジェクトの一環として刊行されたものです。以前このブログでも紹介した『小々汐仁屋(こごしおにんや)の年中行事』も、同プロジェクトの成果物です。

今回の『鮪立』の調査指導者として私たちの一学年下、気中21回生である川島秀一さんの名がありました。秀一さんは、東北大学災害科学国際研究所教授ですが、東北文化研究センターの共同研究員でもあります。この冊子の巻末に川島さんが印象的な一文を記していました。回をあらためて紹介することにします。研究プロジェクト名や組織名が長く、本日の紙数が尽きました(笑)。

なお、この冊子の入手は下記にご連絡を。送料用切手215円分の送付が必要です。唐桑の関係者には是非お読みいただきたいと思います。どうぞよろしく。

東北芸術工科大学 東北文化研究センター
電話023(627)2168
〒990-9530山形県山形市上桜田3-4-5

2014年4月11日ブログ「小々汐仁屋の記憶」
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 唐桑 鮪立

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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