市外局番0226

きのう5月3日の読売新聞1面コラム「編集手帳」がとてもよかった。連休中の都会から地方への帰省にまつわる話。

編集手帳
読売新聞5月3日「編集手帳」

国文学者の池田弥三郎さんが夫人と一緒に東北の旅館に泊まったときのこと。散歩に出るとき、番頭さんが〈じいさん、ばあさん、お出かけ〉。そして戻ったときには〈じいさん、ばあさん、お帰り〉と。

池田さんが問いただしたところ、〈じいさんばあさん〉は〈十三番さん〉だったというのです。記事は、〈お国なまり〉は魔法の言葉だろうと続けています。

最後に、小嵐九八郎(こあらし くはちろう)のつぎの歌が紹介されます。

ゼロイチ……を回せば 捨てし訛(なまり)いづ ふるさとすでに雪に鎖(と)ざされ

そうか、市外局番か。うまいなあ。現在の気仙沼は0226。これに続く局番が一ケタだった時代には02262でした。大学に進み上京してからは、10円玉を貯めておき、公衆電話から気仙沼に電話をかけました。〈変わりない?〉と聞くと、返事は決まって〈変わりないよ。そっちは?〉だったなあ。

小嵐九八郎は秋田県能代市の出身で1944年生まれ。新左翼運動に身を投じ、通算5年の服役経験を持つそうです。調べてみると能代市の市外局番はゼロイチハチゴー。

編集手帳はつぎのように結ばれています。

市外局番を回すだけで、遠い故郷の風景が浮かぶ。お国なまりはありがたきかな。
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 小嵐九八郎

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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