ほにほにぽやぽや

きのうのブログ〈ほまづかせぎ〉で、『けせんぬま方言アラカルト』の解説文を紹介しました。

2013050912540388es_20160426111329cb3.jpg
『けせんぬま方言アラカルト』(増補改訂版)表紙イメージ

いつものことなのですが、この本のページをめくるたび、探している言葉の周辺に目がうつります。その面白さ、懐かしさに、つい笑ってしまうのです。今回でいえば〈ほ〉の収録語。たとえば、こんな言葉。

【ほでがす】
そうです。「(問)○○さんすか」「(答)ほでがす」
【ほどる】
あたたまる。適度の心地よいあったかさを言う。「やっと朝晩ほどってきぁすた」
【ほにほに】
ほんに。まぁまぁ。「ほにほに このわらすぁどの いたずらにゃ 参ったや」と目を細める。
【ぽやぽや】
ぽやらぽやらとも。体がほてるさま。「一杯飲んだっけ ぽやぽやなったやぁ」

例文がまたいいよね。〈このわらすぁどの〉〈一杯飲んだっけ〉といった設定というか、いかにも気仙沼にありそうな/あったようなシチュエーション。

〈ぽやぽや〉は〈ぽやらぽやら〉ともいうとの解説文にも感心しました。なお、原文では〈ぽやぽやなったやぁ〉の〈ぽやぽや〉の後には小さな〈ん〉が挿入されているのですが、パソコンでは入力できず省略しております。この辺の微妙なニュアンスを文字にすることはとても大切ですがなかなか難しい。冒頭文例の〈ほでがす〉の〈ほ〉と〈で〉の間にも、かなり小さな〈ん〉が入るような入らないような。

九州方面がいろいろ大変なときに、〈ん〉の微妙なニュアンスをとやかくいうのもなんだかなという感じもいたしますが、まずはきのうの続きということで。

『けせんぬま方言アラカルト』購入はこちらから
三陸新報社出版案内
A5判 176ページ 2006年7月刊 定価1,300円
スポンサーサイト

テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 けせんぬま方言アラカルト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示