唐桑大漁唄い込み

3月19日(土)にNHK/Eテレで放送された〈まつりの響き~第16回地域伝統芸能まつり〉はご覧になりましたでしょうか。気仙沼からは〈唐桑の大漁(だいりょう)唄込〉として崎浜と鮪立(しびたち)の2つの唄込保存会が出演しました。震災後の都内催事などで唐桑の大漁唄い込みを聞く機会が何度かありましたが、2月28日にNHKホールで収録したという今回の〈大漁唄込〉はまさに決定版。ふたつの保存会にそれぞれ正面と側面の船をあしらった演出、そして空にはカモメを舞わせるという舞台美術も素晴らしかった。

ご覧いただけなかった方にも、その舞台の雰囲気を知っていただきたく、画面写真を紹介します。はじめは崎浜の前唄〈さいとこ節〉から。それが終わり、〈お〜い、鮪立の衆〜〉と声をかけると、右の方から鮪立の方々が登場して〈前唄〉を披露します。(画像はクリックで拡大します)

IMG_1404.jpg

つぎは両保存会が一緒に〈鰹の一本釣り〉ということで、エサをまきながらカツを釣りあげるアトラクションです。

IMG_1407.jpg IMG_1410.jpg

カツオを釣り終わると、崎浜の本唄〈大謀網(だいぼうあみ)ご祝い唄〉。これは、〈エーエーエー、ヨーイドコラサ〉という合いの手が入るいわゆる〈ドヤ節〉ですね。そして鮪立の〈本唄〉が続いた後に、両保存会の出演者が勢揃い。司会のひとり竹下景子さんがインタビュー。

IMG_1411.jpg IMG_1413.jpg

両保存会からの挨拶。崎浜は戸羽芳文さん、鮪立は〈古館〉(こだて)の鈴木伸太郎さんです。唐桑の鰹一本釣り漁法は、鮪立古館の先祖鈴木勘右衛門が延宝3年(1675年)に紀州漁師から導入したといわれています。いわば三陸の鰹一本釣りの本家筋。おふたりとも、震災後に全国いただいた物心両面にわたるご支援に対する御礼を述べていました。

IMG_1414.jpg IMG_1415.jpg

この番組の再放送情報は今のところありませんが、YouTubeに映像がアップされていました。削除される可能性がありますが、ご参考まで紹介します。300年を越えて唄い継がれてきた唐桑の大漁唄込を是非ご覧ください。1時間半の番組でしたが、唐桑衆の登場は22分00秒から約10分間です。(追記:動画はやはり削除されご覧になれません)

崎浜と鮪立の両唄込保存会の皆様、お疲れ様でした。本当にすばらしかった。全国の皆様からのご支援に対するお礼を述べることができたのもよかったですね。テレビ画面を見ている私までなんかうれしい気持ちになりました。ありがとうございました。

なお両保存会の活動や大漁唄込の歌詞などは、つぎのホームページをご覧ください。

唐桑大漁唄込復活推進実行委員会ホームページ
スポンサーサイト

テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 唐桑 鮪立 崎浜 唄込保存会

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示