目は臆病 手は鬼

きのう1月21日、朝日新聞朝刊一面の連載記事「折々のことば」で、気仙沼の斉吉商店さんの〈ことば〉が紹介されました。

折々のことば

内容を朝日新聞デジタルより引用します。

折々のことば 鷲田清一

目は臆病 手は鬼

三陸地方に伝わることば

 気仙沼のある魚問屋でのこと。大にぎわいの宴席のあと、下げた食器の山を見てため息をついていると、一家の母がこう言ったという。途方もない量の片付け仕事を前に怖(お)じけているときも、とりあえず手を動かせば存外すんなり事はなる。震災後、すさまじい瓦礫(がれき)の山を前にしてボランティアの人たちがこのことばを立証した。「斉吉(さいきち)魚問屋便り」(2013年2月)から。(引用は以上)

「折々のことば」は、昨年4月1日からはじまった連載。「天声人語」の上部に掲載され、多くのファンをもつ人気コラムです。1979年から足かけ29年間連載された詩人・大岡信さんの「折々のうた」を受け継ぐものといってよいでしょう。筆者の鷲田清一(わしだ きよかず)さんは大阪大学総長などを歴任した哲学者です。

鷲田さんがとりあげた斉吉さんの言葉は、2013年2月の「斉吉魚問屋便り」(現在は「斉吉気仙沼便り」)で紹介されたもの。この便りは、印刷物としてお客さまに配布されますが、斉吉さんのウェブサイトでも見ることができます。2013年2月1日の便りNo.65「目は臆病 手は鬼」は、つぎのように始まります。

〈「目は臆病 手は鬼」っておかあさんが、よく 言ってだでば、と祖母からの伝言であるように 母から聞かされていた。目の前の 圧倒されるような ボリュームの仕事を見て いやだなあ と思ったとき、 始めると手は いつかやり遂げるということを教える言葉です。〉

後に続く文章はつぎのサイトでご覧ください。

斉吉商店サイト/斉吉気仙沼便りNo.65

筆者は専務の斉藤和枝さんでしょうから、文中の母とは〈ばっぱ〉こと貞子さん。便りに添えられている墨絵も、〈さ〉とありますから、貞子さんが描かれたものだと思います。お上手です。

それにしても、鷲田さんが3年前のこの便りのことばをよくぞ見つけ紹介してくれました。斉吉さんの商品のファンなのかもしれません。〈金のさんま〉とか。もしそうであればさらにうれしい。

鷲田清一さん、ありがとうございました。

斉吉商店ウェブサイト
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 折々のことば 斉吉商店

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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