鹿折の小野寺商店

仙台放送のニュースがyoutubeでも公開されていることについてはこのブログでもお伝えしました。本日紹介するのは、その中からの一本。震災から4年9カ月たった12月11日夕方の〈みんなのニュース〉で放送されたものだと思います。気仙沼市鹿折(ししおり)の山長 小野寺商店をとりあげています。



はじめに仙台放送の紹介文。「東日本大震災から4年9カ月。宮城・気仙沼市の仮設店舗に、地元の水産物を全国に発信しようと奮闘する、1人の女性がいます。小野寺 由美子さんです。震災で自宅・店舗を失った小野寺さんを突き動かすものは何なのか。商品開発にかける思いに迫りました」

ざっくりと紹介すれば、こんな感じです。気仙沼市鹿折地区の仮設店舗〈鹿折復興マート〉で営業する〈山長 小野寺商店〉は1945年創業の老舗干物卸業者。大震災で、店舗と自宅を失いましたが、小野寺由美子さんは70年の歴史を途絶えさせてはいけないと、震災から3年ほどが過ぎたころ、わかめなどの海藻類を利用した小売業への進出を決断したといいます。由美子さんは、東京から嫁いできて25年になるそうです。

そして12月2日に仙台で開催された第2回「新 東北みやげコンテスト」に出品した〈気仙沼海ごはん「海のもと」〉は、食品部門の特別賞/デザインみやげ賞を受賞しました。

私は、このニュース映像を見るまで小野寺商店を知らなかったのですが、調べてみると、ネットでの通販サイトがありました。自社商品をはじめ、様々な気仙沼産品をとりそろえています。〈地元の水産物を全国に発信〉という説明は、こうした展開をさしていたのですね。頑張っているなという印象。

私の実家は鹿折に近い魚町坂口にありましたから、鹿折の話題は身近に感じます。それだけに、かさあげ工事の映像を見ると、復興のためとはいえ、すっかり変わっていく風景に複雑な気持ちにもなるのです。小野寺さんも、かさあげされた場所を車で通るときの気持ちを〈人のお宅の上を走っている感覚がありますね。住んでいた自分としては違和感がある〉と語っていました。

「鹿折復幸マート」の前身は「鹿折復幸マルシェ」。土地区画整理事業のため、新浜町のいまの場所に移転したのですが、来年8月の閉鎖が決まっています。小野寺商店は別の場所に移転して営業を続ける計画とのことですが、ほかの店舗はどうするのだろうか。かさあげの工事風景とともにいろんなことを考えさせられるニュース映像でした。

小野寺商店のネット販売サイト/気仙沼やまちょう.こむ
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 鹿折 山長 小野寺商店 小野寺由美子

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No title

小田さん,
ご無沙汰しております。
鹿中31有志の会,原沢です。
山長さんをご紹介していただいきありがとうございます。
由美ちゃんの旦那さんは小中の同級生で,帰省の都度,お店に寄っています。
由美ちゃんとは震災後に初めて会ったのですが,ほんとによく頑張っています。
彼女の頑張りが続くうちに新しいお店が軌道に乗ることを心から祈っています。

Re: No title


原沢さん。コメントありがとうございました。こちらこそご無沙汰しております。鹿中の方々はよくご存じの方だろうなとは思っておりましたが、小野寺さんのご主人が同級生と聞いて驚きました。鹿折の風景はすっかり変わってしまいましたね。新しい街ができあがるまでの時間を思うと、なにかたまらない思いがいたします。
プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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