商港岸壁の防潮堤

きのうのブログで、気仙沼の商港岸壁に入港したソ連貨物船の写真を紹介しました。岸壁がある朝日町地区ではいま、防潮堤建設が進められています。私は一年前ごろ、基礎杭となる太さ80cmの鋼管が列をなしている写真を見て驚きました。内湾の防潮堤計画についての議論はいろいろあったものの、この朝日町の計画についてはあまり情報がなく、工事がいつのまにか始まっていたという印象を受けたのです。

気仙沼市議会の今川悟議員のホームページに掲載された写真から工事の進捗をみてみましょう。

1.jpg
2014年10月31日記事より

2_201510271637480ad.jpg
2015年2月4日記事より

3_201510271637501fe.jpg
2015年6月2日記事より(撮影も同日)

海抜7.2mの直壁タイプの防潮堤は、写真でみてもその高さに圧倒されます。周辺地区はかさ上げされるので見た目は5mほどになるそうです。壁に小さな小窓みたいなものが見えますが、ここにはアクリル窓で外側の海をみることができるのだそうです。このほか壁面の緑化など、圧迫感を軽減するための処置が行われるそうです。この工事は宮城県気仙沼土木事務所が港湾海岸工事として進めています。これに対し、魚町・南町(内湾)や魚市場前・港町(気仙沼漁港)は、宮城県気仙沼地方振興事務所水産漁港部の管轄。管理者がいろいろなんですよね。

内湾の計画は行政と住民間で合意に達しましたが、魚市場前の防潮堤計画(5m)には水産関係者から異論が出て未合意のままとなっています。魚市場近くに姿をあらわした防潮堤の高さを実感すれば、〈ちょっと待った〉といいたくなる気持ちもわかります。

朝日町の防潮堤計画については大きな反対の声がなかったようです。背後地は水産加工の事業所や造船等の工場地区として整備されることもあるのでしょう。今川さんのHP記事によれば「もっと頑丈な防潮堤にしてほしい」という声もあったとのこと。なお、この商港岸壁の防潮堤工事費用は約20億円。いまになって疑問の声をあげても時すでにおそし。完成予定は、来年3月末となっています。
スポンサーサイト

テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤 朝日町 今川悟

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/64~65歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示