渡邊さんの手紙

先月、気仙沼に帰った菊田裕美君が、渡邊まさ子さん(3年5組)から手紙をわたされたそうです。先日、その手紙を裕美君からあずかりましたので紹介します。


前略
御無沙汰して申し訳ございません、5組の渡邊まさ子です。
早いものであの悪夢の日から5カ月が過ぎました。一瞬にして家も仕事も車も失い、絶望のなかでも生きるために必死だったあの時が今は遠い日にも思えます。お陰様で以前の日常生活に戻りつつあるのもひとえに皆様からの暖かい支援と励ましによるものと心からの感謝の気持ちで一杯です。本来なら支援していただいた一人一人にお礼の気持ちを伝えなければいけないところですが、代表して菊田君に書いています。どうぞ皆様と会う機会があれば私の気持ちを伝えていただければ幸いです。

先日、津波の映像を見ました。私は会社からすぐ中学校に避難してあの恐ろしい光景はみませんでしたが、リアルタイムで観た皆さんは故郷が津波に呑まれ、また火災と、いてもたってもいられなかったと思います。私の家は、潮見町でしたが、あの滝のような波ではひとたまりもなかったと思います。40年以上住んだ家に、二度と帰れないと思うと唯々涙です。また一カ月前の還暦祝の余韻に浸っていた時の地震と津波でした。

皆様の暖かい心遣い、また夜通しトラックを走らせ物資を運んでくれた方々、本当にありがとうございました。この御恩は一生忘れません。これからも大変な日々が続くと思いますが、気仙沼の同年生を励まし合い乗り切っていきます。暑い夏が続きます。お互い体調管理に気を付けましょうネ。ありがとうございました。

渡邊まさ子

手紙は以上です。
被災した同級生たちを支援しているのは、私たちだけではありません。多くの人がさまざまな形で活動しています。渡邊さんの感謝の気持ちは、そうした人すべてに向けられたものだと思います。
渡邊さん、こちらこそありがとうございました。
また会いましょう。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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