半世紀前の魚市場

9月になったと思ったら、もう14日か。早いなあ。ちょっと遅くなりましたが、〈浜らいん/昭和の気仙沼風情〉カレンダー9月10月の写真を紹介します。「サンマ、カツオ漁最盛期の気仙沼魚市場(昭和43年)」。

カレンダー9月10月
〈浜らいん/昭和の気仙沼風情〉2015年カレンダーより(クリックで拡大)

昭和43年は1968年ですから47年前、約半世紀前の魚市場風景です。何隻もの漁船が重なるように係留されていますね。まさに最盛期の風景。

左下のトラックの荷台に積まれている魚は、サンマでしょうか。船から直接積んでいるようです。入札や競りなどのシステムが今とは違っていたのか。このサンマを満載したトラックは、私が小さなころの気仙沼の風物詩のひとつ。道路が舗装されていない頃は、どんっと跳ねたトラックから沢山のサンマが転げ落ちて、子供は面白がってよく拾ったものです。

あのサンマは、魚市場から鹿折(ししおり)方面の加工場などに運ばれていったのでしょう。沢山とれたし、また魚価も安かったのだと思う。だって、落としていくくらいなんだから(笑)。

しかし時代は変わりましたね。サンマにしてもカツオにしても、乱獲問題や資源保護の必要性が語られるようになってきました。2014年、気仙沼漁港のサンマ水揚げは4年ぶりの本州1位でした(日本一は、北海道根室市の花咲漁港)。そして生鮮カツオの水揚げは18年連続日本一。しかし、これらの記録を喜ぶだけでなく、漁業の持続的な発展のために今なすべきことを真剣に考えなければいけない時期を迎えているのではないか。47年前の魚市場の活況を伝える写真を見ながら、そんなことを考えていました。
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ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 気仙沼魚市場 浜らいん

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気中20回生支援会

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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