久君の奥様の訃報

きのう26日の午後4時、気仙沼高校で一年後輩の小野寺久(ひさし)君から電話がありました。彼は鹿折中学出身。〈おお、ひさしぶりだね。どうした、元気だった?〉との私の問いに、〈そうでもないんだよ〉と久君。奥さんの牧子さんが、8月23日の日曜日に亡くなったというのです。

震災の年2011年10月に東京・恵比寿で開催された〈気仙沼を元気にする会〉でひさしぶりに会ったとき、元気のない声で〈実は牧子が〉と、病が見つかったことを知らされました。

久君は東京大学の学生時代に、同じく東大生だった牧子さんと知り合いました。彼女は経済学部。久君はその後、京都大学の医学部に転じましたが、ときおり(牧子さんと会うために)上京し、私の三鷹のせまくるしいアパートに泊まることもありました。一度、牧子さんと一緒に三鷹を訪ねてくれたことも。そんなことで、おふたりの結婚式にも参列したのです。牧子さんは当時、三菱総合研究所に勤めていたと思います。

牧子さんは、2012年に著書『にほんご万華鏡〜人生を豊かにする閑字』を、そして今年1月にはその続編を、いずれも中央公論新社から上梓しています。久君は京都大学医学部の助教授をつとめた後、聖路加国際病院に招かれました。消化器センター長や外科部長などを経て、現在は教育研究センター長をつとめているようです。牧子さんのはじめての著書の帯に、同病院の理事長である日野原重明さんの推薦文がありました。これも久君が牧子さんをなんとか元気づけたいという配慮だったのかもしれません。

久君は震災の津波でお母様を亡くしています。そして今度は、愛妻を。せつないなあ。

通夜は本日8月27日(木)午後6:30より、聖路加国際病院 礼拝堂にて。葬儀は同会場で28日(金)午後1:00より。

小野寺牧子さんのご冥福をお祈りいたします。


牧子さんの著書の紹介記事は下記にて。
日本経済新聞1月31日配信記事
お母様の逝去については、つぎのブログに記しております。
2011年11月23日ブログ「喪中欠礼の葉書」


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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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