鮪立防潮堤は合意

今週は、ツリーハウスや〈大人の休日倶楽部〉のことなど、気仙沼市唐桑の鮪立(しびたち)地区の話が続きましたが、本日も。

鮪立の防潮堤整備について、8月8日に県の説明会が開かれ、住民側が最終的なゴーサインを出したということです。11日の三陸新報が〈住民合意し計画前進〉との見出しで報じています。29年度末完成を目指すとのこと。記事には、宮城県気仙沼地方振興事務所提供の防潮堤イメージが掲載されていました。

鮪立防潮堤イメージ
三陸新報8月11日記事より

記事を一部引用します。

「 鮪立漁港周辺には海抜8.1mの防潮堤が整備される計画。昨年9月に堤防の高さについて住民側が合意した後、配置計画について住民側と意見交換してきた。

住民側は集落全体を防潮堤で囲んで上部に市道(小鯖鮪立線)を通すよう求めたが、県は先月12日の説明会で、居住区域だけを防潮堤で囲み、住家がない西側部分を無堤化する計画案を示した。県の計画案を採用すると無堤化部分の市道を低地に敷設せざるを得なくなることなどから、住民側は「考える時間が欲しい」と結論を持ち越していた。

この日(注:8月8日)の説明会でも県は前回と同じ計画案を示し、出席した住民約50人に再度理解を求めた。住民側は、無堤化部分の市道もなるべく高くすることなどを求めたものの、配置計画そのものへの反対はなく、満場一致で合意した。」(引用は以上)

私は防潮堤の完成イメージを見て、驚きました。海抜8.1mの高さもさることながら、壁面というか法面(のりめん)が傾斜していて底辺が広がり、全体として巨大なものになっています。上部からの視点で作成された完成図ですが、地面から見たらどんな感じでしょう。

一昨年12月に鮪立出身で気高同級生 鈴木修君が送ってくれた震災前と震災後の鮪立漁港写真をブログで紹介しました。当時の防潮堤計画高は9.9m。その後の地元との協議で2m近く低くはなったのですが。鈴木君のメールでは〈外から見ているので無責任なことは言いたくない〉と抑制しつつ、巨大な防潮堤計画に疑問を呈していました。この完成イメージを見ていると、それを故郷の風景を懐かしむ郷愁、センチメンタリズムとかたづけるわけにはいかないでしょう。

平成30(2018)年3月末までに防潮堤が完成したとき、〈こんなはずではなかった〉と言ってもすでに遅し。そのときには、巨大なコンクリートの堤が鮪立湾を取り囲んでいるのです。

2013年12月27日ブログ「鮪立の風景を思う」
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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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