港町の5m防潮堤

6月10日に気仙沼で久しぶりに〈防潮堤を勉強する会〉が開催されたと、12日のブログでもお伝えしました。どんなことが話し合われたのだろうと思っておりましたら、6月27日(土)の三陸新報にこんな記事が掲載されました。

6月27日
6月27日三陸新報記事のイメージ

記事を引用します。

「気仙沼氏の市民有志でつくる防潮堤を勉強する会が26日、市内で計画されている防潮堤整備に関し、フラップゲート採用などを市に求めた。菅原市長は、港町地区での導入を県に働き掛けていることを明らかにした。
発起人メンバーを代表し、菅原昭彦さんと高橋正樹さんが市役所で菅原市長と面会。県管轄を含め、未合意地区での説明について、「合意形成の進め方が乱暴だ。少人数しか集まれない昼間に説明会を開いて合意したという方法をいまだにとっている」と批判した。
「防潮堤計画に反対ではない」とし、複数案を示しながら、丁寧な話し合いを進めることをあらためて求めた。
可動式のフラップゲートの導入については「合意が困難な地域で一つの打開策になるのではないか。フラップゲートという選択肢を出すことによって合意形成が進む可能性もある」と提案した。
これに対し菅原市長は、同会の考えに同調。港町地区で県が海抜5メートルの高さで計画している防潮堤について「出港岸壁は貴重な観光資源。少なくとも2メートル以上のフラップゲートを県に求めたい」と語り、みかけの高さを下げるよう求めていることを説明した。
フラップゲートは内湾地区で、余裕高分1メートルに採用することが決まっている。
25日の県議会一般質問では、気仙沼・本吉区選出の畠山和純氏が未合意地区への導入を求めたのに対し、村井嘉浩知事は安全性、確実性の展から否定的な考えを示した。」引用は以上。

記事中の〈港町〉は気仙沼市の地区名。高台にはホテル観洋などがあり、その下に出港岸壁が広がっています。そして5メートルの防潮堤というのは、港町から魚市場を経て、石油タンクなどがあった大川河口の朝日町まで計画されているのです。6月8日に県が行った魚市場周辺の防潮堤計画説明会では住民合意が得られませんでした。

菅原市長が、港町地区について〈出港岸壁は貴重な観光資源。少なくとも2メートル以上のフラップゲートを県に求めたい〉としたのは当然の反応だと思うのですが、これもあくまで当初の防潮堤高を前提にした話です。このところ、基本的な計画の見直しを求める声が高まっているように思うのですが、行政の壁の高さには変化が見られません。

6月12日ブログ「三陸新報6月9日」
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 防潮堤を勉強する会 防潮堤

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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