三陸新報6月9日

6月10日(水)に気仙沼で〈防潮堤を勉強する会〉が開催されたそうです。魚町・南町地区の内湾防潮堤の計画が一応の決着を見た後は特に大きな動きはなかったように思いますから、久しぶりの集まりだったのではないでしょうか。

気仙沼の防潮堤問題が、また動き出しているようです。たとえば、6月9日の三陸新報の一面はこんな感じでした。

6月9日三陸
三陸新報6月9日第1面のイメージ(クリックで拡大)

トップ記事は、気仙沼大島の浦の浜、磯草地区で宮城県が計画している防潮堤整備などについて住民、県、市が話し合う復興懇談会が発足し、初会合が6日に開かれたという内容。県は7.8mの防潮堤を計画していますが、住民から「事業の説明が一方的だと」との声が多く、懇談会が設置されました。懇談会は、菅沼副市長を座長に県、市、振興協議会や地元自治会、子育て世代からの20人で構成されているそうです。

その下には、気仙沼魚市場周辺の防潮堤について、県が開いた説明会では、参加者から説明不足などが指摘され、整備についての合意は得られなかったとの記事。県は、北桟橋から朝日町付近までの約1.3kmを5mの防潮堤などで整備する計画です。

そのまた左には、長島復興副大臣と県内首長意見交換という記事。宮城県の村井知事、気仙沼市の菅原市長も出席。菅原市長は、一部負担の対象事業となった気仙沼魚市場の事業費や、都市計画道路など5路線の整備費についても、対象から外すよう求めました。また、村井知事は、新規防潮堤に対する全額国負担の継続など5項目を盛り込んだ要望書を手渡したとのことです。

防潮堤に関連した記事が多いなか、一面左の記事は、南三陸町歌津で行われている防災集団移転事業の現地見学会の様子。入居予定者約60人が参加したそうです。〈完成のイメージも膨らみ、『いよいよ』という実感が湧いてきた〉とのコメントも紹介されています。

紹介した4つの記事が報じている内容はそれぞれが深く関連しているのでしょう。この6月9日の三陸新報1面を見て、気仙沼の復興にあたって各地域がかかえている複雑で微妙な問題の一端を感じることができました。それをお伝えしたく。

なお、このブログでの防潮堤関連記事は、パソコン画面では左側下部の「カテゴリ」から「防潮堤」を選択すると見ることができます。スマホの場合には、パソコンと同じ画面が見られる「PCビュー」にして同様の操作をするのが便利です。まずは念のため。今回の記事で「防潮堤」カテゴリの記事がちょうど100本目となりました。なんの記念にもなりませんが、たまたま気付きましたので。
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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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