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ファイト新聞

気仙沼小学校体育館に避難していた子供達がつくった壁新聞「ファイト新聞」は、テレビや新聞・雑誌などでたくさん紹介されたので皆さんもご承知のことでしょう。
7月にはその第1号から45号までをまとめた本『ファイト新聞』(河出書房新社)も発刊されました。

図書館にこの本があったので借りてきました。
子供たちの率直な気持ちと、イマドキの子供たち独特の表現があふれており、面白く、そしてなにか元気づけられるような内容でした。こんな時でも子供たちは元気でいいねと。

でも、避難所に一緒にいた友達の“神奈川県のかわさき市”や“ぐんま県”への“旅立ち”など、多くの別れも経験しているようです。

4月4日の第17号を最後に四反田のおじいちゃんのところに移っていった初代編集長 吉田里沙ちゃん(小学2年生)は、この本の編集部員プロフィールの「今の気持ち」として次のように書いています。

「 住んでいた家やパパの事務所や車とか流されて、南小(南気仙沼小学校)やスイミングも行けなくなって、悲しいけどパパやママが心配するから元気にしている。

この前、パパと家があったところまで行ったけど、全然わからなかったし、気持ちが悪くなったからもう行きたくない。でも行ってもいいかな。

リサのレターセットやシールやおもちゃとか無くなったけど、また買ってもらえると思う。でも家とかは高いから買えないと思う。

4才の妹はのん気でうらやましい。でも海のところはいやだって言ってるから、少しはわかってるのかな。リサも津波がこないところに住みたい 」

5月2日号の櫻井果歩さん(中学2年)の記事の結びにはこうありました。

「最近覚えた言葉は『ヒューマニズム』な かほでした。」

8月24日現在の気仙沼小学校体育館の避難者数27人、同じく気中体育館は93人。まだあの体育館での生活が続いています。
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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/67~68歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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