のんちゃんとの話

このブログでも紹介したフェンシングの千田健太選手の後援会が5月25日に発足しました。26日の三陸新報が伝えています。

千田選手後援会
2015年5月26日付け三陸新報記事の一部イメージ

この記事を読んで、あれっと思ったのは、役員紹介にあった会計監査の名前。二人のうちのひとりが臼井典子さん(3年1組)だったのです。旧姓は斎藤。臼井真人君(2組)の弟さんと結婚して現在の姓となりました。〈のんちゃん〉こと典子さんは旧 鼎が浦高校のフェンシング部員で、現在も統合後の気仙沼高校フェンシング部OBOG会のお世話などもしているようです。

ブログでまちがったことを書いてはいけないと思い、メールした後に電話し、10分ほど話しました。高校当時、千田健太選手の父上である健一さんが鼎が浦高校に練習に来ると、典子さんらは〈健坊〉と呼んでいたという話など、いろいろと面白い話が沢山あるのですが、省略します。

話の最後に私は、震災の年2011年2月12日に気仙沼で行った〈還暦祝い〉のときに、典子さんと鷺(庄司)良子さん(私と同じ8組)が久しぶりに会ったとうれしそうに話している様子をよく覚えていると典子さんに伝えました。ふたりは親戚でした。そしてその一カ月後、良子さんは嫁ぎ先の陸前高田で、震災の津波によって亡くなったのです。

そして驚いたのは、典子さんから返ってきた言葉。〈私も津波のあとは、ついこの間まで、きちんと海を見られなかった〉というのです。こわいと。震災当時は、弁天町に暮らしていたそうです。

もう4年以上たつのに、大津波を経験した人の気持ちというか記憶というのは、そんなにつらいものなのか。想像もしていなかった言葉にグッとくるものがありました。〈まあさ、我々の年齢になると、大事なことも忘れるようになるから大丈夫だよ〉と冗談で返したものの、自分の理解の至らなさを思い知らされたような気がしたのです。

そして、〈それじゃあね。また会える日を楽しみにしています〉と、10分ほどの典子さんとの電話をおえました。

5月18日ブログ「千田選手の後援会」
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テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 気仙沼高校 千田健太

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

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