復興住宅価格上昇

きのう1月11日で、震災から3年10カ月。夕方のテレビニュースでは、気仙沼の市民会館で行われた成人式の様子と新成人のインタビューが紹介されていました。新聞でも震災関連の記事が多かった。読売新聞の社会面で、「復興住宅価格が大幅上昇」との見出しで、気仙沼を含む被災地の現状を紹介していましたので紹介します。

 読売 復興住宅
 2015年1月11日読売新聞記事の一部イメージ

記事を引用します。
「 東日本大震災の被災地に建設される災害公営住宅(復興住宅)のうち、住民が入居して5年後から買い取りも可能となる戸建てタイプの売却価格が、建設資材高騰のあおりを受け、当初予定より大幅に値上がりする見通しとなった。6割以上も高騰したケースもある。震災から11日で3年10か月。復興住宅の建設は進むが、買い取りを予定していた被災者にとって、今後の生活設計に大きな影響が出そうだ。(中略)

 戸建て550戸の建設を予定する宮城県気仙沼市は2012年7月、標準的な床面積55平方メートルの木造平屋の売却価格を約940万円と試算した。しかし、建設資材の高騰に加え、沿岸地域の人手不足が人件費を大幅に押し上げ、14年11月の試算では6割増しの約1510万円に跳ね上がった。市内の仮設住宅に暮らす会社員の赤間祐子さん(35)は買い取りを希望していたが、考え直すようになった。子供3人は高校生と小学生。「こんなに高かったら息子の学費が払えなくなる」とこぼす。(後略)」引用は以上。

この問題は昨年からすでに語られていました。今回の記事は戸建てタイプの復興住宅の買い取り価格についてですが、住宅建設業者の入札においても応札する業者がなくて、不調となるケースも多いようです。当初の予算で受注しても資材や人件費の高騰で赤字となってしまうといいます。

全国紙でこの問題がとりあげられるのは珍しいと思い紹介しました。河北新報は、昨年11月に「気仙沼市の一戸建て災害公営住宅 譲渡想定価格1.6倍に」との見出しで記事にしています。こちらもご覧ください。

河北新報2014年11月12日記事

国のお金、税金によってまかなう復興住宅の建設、そしてその払い下げ。市など行政側もいろいろと苦労しているようです。もっと安くしろといって済む簡単な問題ではないことはよくわかります。でもなあ、あまりにも巨大すぎるように見える防潮堤に回す予算を少しでもこっちのほうにとか。少し愚痴っぽくもなってしまうのです。
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ジャンル : 福祉・ボランティア

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気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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