大堀銀座 in 1955

ブログで紹介しようと思っていながらも、ほかの話を書いているうちに忘れてしまうことがよくあります。本日紹介するのもそんな写真のひとつ。気仙沼の地域情報誌「浜らいん」初冬号(11・12月)の連載〈昭和の気仙沼風情〉掲載写真です。

大堀銀座
「浜らいん」2014年初冬号(11・12月)より(クリックで拡大)

〈大堀銀座は大賑わい〜昭和20年代大堀銀座〉との見出しで〈写真中央は和泉自転車屋、その右には森廣(もりひろ)湯が写っている。ここがのちに丸光デパートが建てられ、ビブレに変更、更にイコーレと変わっていった〉との説明があります。盆市の風景でしょうね。森廣は銭湯です。左端の店は、三束ふとん店だと思います。

左方向にある映画館の看板は「銀座令嬢」、上方にある横断幕には「渡り鳥いつ帰る」とあります。「鼎」や「9・3」の文字がありますので、和泉自転車屋の左側を入ったところにあった〈鼎座(かなえざ)〉で9月3日から上映される映画の告知でしょう。

映画の名前がわかるので、写真の撮影年を特定できるのではないか。そう思い調べてみると、月丘夢路主演「銀座令嬢」も田中絹代・森繁久彌主演「渡り鳥いつ帰る」も、製作年は1955年、昭和30年でした。それぞれ1月と6月です。ですから、この写真は昭和20年代後半ではなくて、昭和30年代初期。当時の気仙沼の繁栄から考えて封切り映画が一年遅れということは考えにくいのでたぶん昭和30年と考えてよいでしょう。

この当時、私は3月生まれなのでまだ3歳。記憶にはないのですが、この結構な人出には驚かされます。まさに大堀〈銀座〉の名にふさわしい風景です。

なお、浜らいん「昭和の気仙沼風情」のカレンダーに掲載された盆市の懐かしい写真は、このブログでも2度紹介しました。こちらも再度ご覧ください。私は何度見ても飽きることがありません。

1月28日ブログ「昭和の気仙沼風情」
8月29日ブログ「昭和の気仙沼風情」
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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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