気仙沼の龍宮伝説

11月15日(土)に、気仙沼の大島架橋本体工事の着工式が行われ、市民から公募した架橋の名も発表されました。まずは着工式の様子から紹介します。


FNNローカルニュース(仙台放送)11月15日配信映像

架橋名称は「気仙沼大島大橋」です。ちょっと言いにくい感じがしますが、親しみやすい愛称も設けられました。「鶴亀大橋」。これはなかなかいいと思う。橋が設置される本土側の〈鶴ヶ浦〉と大島の〈亀山〉からのネーミング。鶴と亀。実にめでたい。

大島と本土を結ぶ県道大島浪板線の愛称は〈気仙沼大島龍宮海道〉となりました。そして、トンネルは鹿折側が〈浦島〉、大島側が〈乙姫〉です。〈浦島〉はもちろん地域名でもあるわけですが、大島側の〈乙姫〉とふたつ合わせて、大島の〈龍宮伝説〉を踏まえたネーミングだと思います。

龍宮海道
宮城県発行の大島架橋事業情報紙「大島かけはし」より

大島の南端にある龍舞崎(たつまいざき)には、乙姫窟(おとひめいわや)があります。この場所には、浦島に住む漁師が嵐のなかで助けたお姫様を乙姫と信じて仲良く暮らしたとか、乙姫様が流れ着いた、あるいは浦島太郎が乙姫と逢瀬(おうせ)を楽しんだなどという伝説があるのです。また、龍舞崎の向かいにある黒崎島には龍神様がまつられているそうです。そして、亀が浦島太郎を乗せてきたと伝えられる亀島もあるとのことなのですが、詳しいことはわかりませんでした。

また、ネットのウィキペディアの〈龍宮〉の項目でも〈(気仙沼には)山神様と龍宮様が争いをして、龍宮様が勝った話が漁師に伝承されている。山神がオクズ(気仙沼でタツノオトシゴの意)を観た事がなく、勝てなかった。この話は、海資源の豊かさと優位性を語ったものとされる〉との記述がありました。

なお、JR大船渡線の愛称〈ドラゴンレール〉は、龍宮伝説とは関係なく、線形が龍の形に似ていることから名づけられたとのこと。それにくらべて今回の大島架橋の愛称は、気仙沼の伝奇・伝説をうまく利用した、なかなかのネーミングだなと感心しました。

鶴亀大橋は、平成30年度中の完成を目指しています。気仙沼市民、特に大島住民にとって悲願とまで言われたこの橋が無事に完成することを願っております。
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 鶴亀大橋 龍宮伝説 気仙沼大島大橋

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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