ちょすこまっこ?

9月19日のブログ「なんだれかんだれ」に、ふたつのコメント投稿をいただきました。あらためて紹介します。

ひとつめは、「エーノス」さんの投稿。
「ネイティブの家内(先祖からずっと気仙沼)いわく、◎なんだりかんだり/○なんだれかんだれ、だそうです。純粋な気仙沼人は前者を使うと断言してました。南町育ちの私も、前者がなじみです。いわゆる 時代や地域の変態ですかね」

〈なんだれかんだれ〉ではなくて〈なんだりかんだり〉というのは私の語感と同じですね。まあ、これは〈れ〉と〈り〉の間の発音をどのように表記するかの問題でしょう。以前、〈小田の浜〉が〈おだのはま〉か〈こだのはま〉かということについて、大島の熊谷雅裕君が〈お〉と〈こ〉の間あたりの音ではないかといってましたが、同じようなことなのだと思います。

『けせんぬま方言アラカルト』で、編者の菅原孝雄さんは、凡例の中で「鼻濁音を大事にし、その語句の脇に○印を付した」と記しています。そして〈が〉〈ぎ〉〈ぐ〉〈げ〉〈ご〉などに○印が付けられている語句があります。この鼻濁音をうまく発音しないと、テレビドラマでよく聞く〈きれいすぎる方言〉になってしまうのでしょう。

ふたつめは、「元みやふく居候Mr.Peki-chan」さんの投稿。
「私もヨソモノ魚町人。ネイティブアメリカンならぬネイティブサカナマチアン(?)の妻(宮福の明美ちゃん:気中36回生)から「チョシコマシコ」という方言を聞かされたときはあまりにも言いえて妙でしたので大爆笑でした。果たしてこれは気仙沼ポピュラー方言?魚町ローカル方言?まさかの宮福オンリー言葉だったりして……」

このコメントには驚いた。というのも、14日の目黒のさんま祭の帰りに、妻とその同級生 純子さん(気中26回生)と3人でお茶を飲んでいたときに、「オダさんは、〈ちょすこまっこ〉って知ってる?」と聞かれたばっかりだったからです。

この言葉、以前に妻からも聞かれたことがあるのですが、私は知りませんでした。もちろん〈ちょす〉は知っています。〈さわる〉とか〈いじくる〉みたいな感じ。〈ちょすこまっこ〉は、『けせんぬま方言アラカルト』にも収録されていました。

方言あらかると ち
『けせんぬま方言アラカルト』の「ち」の収録頁イメージ

その意味と用例は、「いじる。もてあそぶ。用例「こいづ大事なんだがら ちょすこまっこすんなよ」

少し用例がきれいすぎるかな。もてあそび感に欠けるというか。同書に〈ちょす〉単独の収録はないのですが、私が用例を記すとこんな感じでしょうか。

「そんなどご、ちょすんすな」
「なんだっけ、そんなどごばがり、ちょしてがらに」

なんか、いじくる対象が下半身の方にいってしまうので困ってしまいます。

方言の話を続けるときりがありませんね。方言アラカルトの「ち」の一番最後の収録語は「ちょんてろ」。意味は「動かないで」。用例は「バスが停まるまで ちょんてろよ」

これぐらいにしておきましょう。面白すぎる(笑)。
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tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 ちょすこまっこ

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東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

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