冬の海 と 春の海

先日の日曜日、〈ほぼ日〉が表参道につくった〈店舗〉というか〈ギャラリー〉というか〈イベント会場〉というか、そんな「TOBICHI(とびち)」というスペースに、妻とでかけました。

9月20日から25日まで、〈気仙沼ニッティング〉の手編みセーターの展示販売会が行われているのです。編み手のひとりでもある妻の同級生から案内をいただきました。

地下鉄表参道駅で降り、多くのハイブランドショップのウィンドウをながめつつ根津美術館の交差点で左折、ちょっと歩けば右側に「TOBICHI」。

トビチ 入口から
会場 mm01.jpg

入口を入るとすぐに、10月発売予定の3rdモデル「リズム-A」が展示されています。細かな編み込みがなされているにもかかわらず軽い。本当に素晴らしい。その右側には、気仙沼の海の色をモチーフにした新色〈冬の海〉と〈春の海〉の2ndモデル「エチュード」。色出しに試行錯誤を重ねたとのことで、冬と春の2色のニュアンスの違いが素敵でした。そして「こどもエチュード」も並び、スペースの奥には1stモデル「MM01」が。オーダーメイドのカーディガンです。15万円を越える価格ですが、申込みが多く抽選による販売となっています。

3種とも編み物作家である三國万里子さんのデザイン。これを気仙沼の編み手の皆さんが編んでいくわけですね。ウェブサイトでは19人の編み手さんが紹介されています。

会場には、(株)気仙沼ニッティングの代表である御手洗瑞子(みたらい・たまこ)さんがいらっしゃいました。「リズム」をはさんでの妻との写真を撮ってもらい、恐縮。画像は省略します(笑)。

御手洗さんについては昨年3月のブログでも書きましたが、本日は今年5月に行われた「TEDxTokyo 2014」でのプレゼンテーションを紹介します。



御手洗さんは「皆さん、たまたま行った町をすごく好きになっちゃったことってありますか」と会場に問いかけます。そしてつぎのように続けます。

「私はあります。気仙沼っていう町なんです。気仙沼っていうのは、東京から4、5時間かかります。東北新幹線にのって一ノ関まで行って、そこから大船渡(おおふなと)線というローカル線で、ずーとこう山越え谷越え行くんです。ずいぶん遠くまで行くなぁという感じで。最後に長いトンネルを通るんです。トンネルを抜けると、パッと景色が開けて、こんな場所に出ます」

「これが気仙沼です」という言葉で紹介される映像が気仙沼の内湾。右方に、震災後に解体した我が家があった場所がはっきりとうつっています。まいったなあ。すっかり変わった魚町の風景ですが、やはりきれいだと感じてしまう自分の感情にちょっと困ってしまいました。

TEDxTokyoの映像は約10分間。お時間がないという方はこちらで。

御手洗さんと編み手の皆さんによる気仙沼ニッティングの活動が、気仙沼のより良い変化のきっかけになり、それがさらに大きく広がっていくことを願いながら、御手洗さんのTEDxでの結びの言葉を紹介します。私はこれを〈変えることができる!〉という意味に受け取りました。

You can make a difference.
どうもありがとうございました。

「TOBICHI」での展示販売会は25日(木)まで。好評のため既に売りきれた商品も多いようですが、是非おでかけいただき、気仙沼の海の色を感じていただければと。

気仙沼ニッティング公式サイト
ほぼ日「気仙沼ニッティング物語」
2013年3月22日ブログ「気仙沼ニット」
スポンサーサイト

テーマ : 東日本大震災支援活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : 気仙沼 気中20 気仙沼中学 気仙沼ニッティング ほぼ日 TOBOCHI

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

気中20回生支援会

Author:気中20回生支援会
東日本大震災で被災した気仙沼中学校第20回卒業生(1967年3月卒/65~66歳)たちを支援する首都圏在住同級生を中心としたグループです。魚町出身東京在住の3年8組小田が書いています。

twitter:@kechu20

最近の記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示